この記事の連載

 のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

 きょうの当番は、白央さん。

※本記事は、再公開したものです(初出:2023年2月4日)

» きのうのレシピ「いわしのっけペペロンチーノ」


vol.205 どっさりレタスのっけ汁ビーフン

 スーパーに行けば、ぽつんと1個売れ残っていたレタス。なんとなく……目が合ってしまったんですな。「真冬にレタスなんて、いらないですよね……」とレタスが寂しげに言っている気がして。そんなことないよ、カゴに入れました。熱々の汁ビーフンにしていただきましょう。

■材料(1人分)

・レタス:70g
・むきエビ:3尾
・きくらげ:3~4個(もどしておく)
・ビーフン:30g程度
・ごま油:小さじ1/4

A
・水:300ml
・鶏ガラスープの素:小さじ1程度
・紹興酒:小さじ2(なければお酒で)
・薄口醬油:小さじ1
・塩:小さじ1/4

■作り方

(1) レタスは1センチ幅に刻む。ビーフンを指示通りにもどしておく。

(2) 鍋にA、エビ、きらくげを入れて沸かしておく。

(3) 器にビーフンを入れてスープをそそぎ、エビ、きくらげ、レタスをのっけて、ごま油をたらす。

 鶏がらスープの素は商品によって塩気もかなり違うので、味見して薄ければ塩を増やしてください。ナンプラーがあれば少々を加えるのもおすすめ。

 昨日のしらいさんのいわしのっけパスタ、おいしそうだったなあ。クレソンと舞茸ってのがいいアンサンブルじゃないですか。唸りました。

おいしいもののっけ隊(隊員2名)

白央篤司(はくおう あつし)

「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。
https://www.instagram.com/hakuo416/


しらいのりこ

お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
https://linktr.ee/shirainoriko

» 連載「のっけて、食べる」レシピ一覧

次の話を読む【ごはんが止まらないレシピ】 豚バラ大根の甘辛煮のっけごはん 「お肉はバラ肉一択。他部位は禁止」

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Column

のっけて、食べる

のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

2024.02.04(日)
文・撮影=白央篤司
イラスト=二村大輔