この記事の連載

 のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

 きょうの当番は、しらいさん。

※本記事は、再公開したものです(初出:2023年2月3日)

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vol.204 いわしのっけペペロンチーノ

 2月3日は節分です。いわしは節分の魔除け、鬼除けアイテム。頭を焼いて柊に刺して玄関に飾って(なかなかシュールな光景ですよね)、そしていわしの身の部分は焼いてパスタにのっけて。

 アンチョビを使っていわしのW使い。旨みたっぷりのパスタです。さて、これから恵方巻も巻きたいと思います。2023年の恵方は南南東だそうですよ。

■材料(1人分)

・パスタ:100g
・いわし:1尾
・アンチョビ:2枚
・にんにくスライス:1片
・赤唐辛子(輪切り):小さじ1
・クレソン:2本
・舞茸:1/2pc
・オリーブオイル:大さじ2
・塩、こしょう:適量

■作り方

(1) いわしは骨をとり、塩、こしょう少々をふる。クレソンは斜め4センチに切る。舞茸はほぐす。沸騰した湯に塩少々を入れ、パスタは袋の表示通り茹でる。茹で汁は少しとっておく。

(2) フライパンにオリーブオイル大さじ1、にんにくを入れて弱火で熱し、いわしを皮目から焼く。両面を焼いたら取り出し、アンチョビ、赤唐辛子、舞茸を入れ、酒をふりかけて炒める

(3) パスタとクレソン、茹で汁大さじ2を加えて全体を混ぜ、塩で味を調え、残りのオリーブオイルをまわしかけてなじませる。

おいしいもののっけ隊(隊員2名)

白央篤司(はくおう あつし)

「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。
https://www.instagram.com/hakuo416/


しらいのりこ

お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
https://linktr.ee/shirainoriko

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Column

のっけて、食べる

のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

2024.02.03(土)
文・撮影=しらいのりこ
イラスト=二村大輔