この記事の連載

 のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

 きょうの当番は、しらいさん。

※本記事は、再公開したものです(初出:2022年12月7日)

» きのうのレシピ「『へんじんもっこ』の生サラミのっけパン」


vol.146 和風かに玉のっけ丼

和風かに玉のっけ丼。
和風かに玉のっけ丼。

 困ったときのかに玉頼み。vol.42ではエスニック風味のかに玉でしたが、今回は和風味で、冬なのでとろ~りとあんもかけました。

 かに玉は味や具材のバリエーションが色々できるのが嬉しい。今日は冷蔵庫にちょこっとのこっていた野菜たちも入れました。野菜が入るだけでグッとごちそう感がでてきます。もっとあんが多くてもよかったかも……。

■材料(1人分)

・長ねぎ:5cm
・にら:20g
・しめじ:少し
・米油:小さじ2
・ごはん:適量

卵液
・卵:1個
・カニカマ:2~3本 30g
・塩、こしょう:少々

甘酢あん
・出汁汁:大さじ4
・薄口醤油、みりん、酢:各大さじ1/2
・片栗粉:小さじ1

■作り方

(1) 長ねぎは斜め薄切りにする。にらは3センチの長さに切る。しめじは小房にわける。ボウルに卵液の材料を混ぜ合わせておく。ごはんをどんぶりに盛っておく。

(2) フライパンにごま油を入れて中火で熱し、長ねぎとしめじとにらを炒める。全体がしんなりしたら塩、こしょう少々をふる。卵液を流し入れ、さっと混ぜてごはんの上にのせる。

(3) 耐熱容器に甘酢あんの材料を混ぜ合わせ、電子レンジ500ワットで40秒加熱して一旦取り出し、さっと混ぜてさらに30秒加熱し、(2)にかける。

おいしいもののっけ隊(隊員2名)

白央篤司(はくおう あつし)

「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。
https://www.instagram.com/hakuo416/


しらいのりこ

お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
https://linktr.ee/shirainoriko

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Column

のっけて、食べる

のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

2023.12.07(木)
文・撮影=しらいのりこ
イラスト=二村大輔