この記事の連載
【12月】のっけて、食べる #1
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【12月】のっけて、食べる #31

のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。
きょうの当番は、白央さん。
※本記事は、再公開したものです(初出:2022年12月6日)
vol.145「へんじんもっこ」の生サラミのっけパン

いきなり前回の話ですが、しらいのりこさんのバーモントカレー×えのきの回、面白かったなあ。みんな「推しルウ」ってありますよね。そういうの語り合う会、開きたい。
さて、今回はおなじみの逸品紹介。
先日、とあるマルシェをのぞいていたら「へんじんもっこ」の商品が並んでいるじゃありませんか。新潟は佐渡島にあるハムやソーセージの工房で、私はここのプロダクツのファンなのですよ。

中でも好きなのが「たまとろサラミ」、一般的には固くなるまで乾燥させるサラミを、柔らかさが保てるよう特殊な技術で加工したものだそう。
ハムともソーセージとも違うフワッとした食感と、強くもあっさりでもない、実にほどよい塩加減がとってもね、うまいのです。きょうは熱々に焼いたくるみパンにのっけて楽しみました。
■材料
・へんじんもっこ「たまとろサラミ」:適量
・好みのパン:適量
■作り方
(1) 好みのパンを厚めに切って、オーブントースターに1分半ほどかける。
(2)「たまとろサラミ」をたっぷりとのせる。

そのままでいいんですが、ジャムとぜひ合わせてみてください。写真はマーマレード、とても洒落た味わいになります。ブルーベリージャムも相性素晴らしいですよ。刻んだパセリやきゅうりのピクルスなんか加えたらもう最高、白ワインでも開けましょうか。
「たまとろサラミ」は友人の版画家、坂本千明さんが教えてくれました。各地のおいしいものに詳しい坂本さん、いつもありがとうございます。

Column
のっけて、食べる
のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。
2023.12.06(水)
文・撮影=白央篤司
イラスト=二村大輔