深夜までゲームしながらスナック菓子にアイスが日常。そんな毎日を過ごしていた“ダイエットおばちゃんねる”さん(52歳)は、50歳のときに健康診断で「このままだと糖尿病になる」と言われ、ようやく重い腰を上げて減量を試みることに。自分の体としっかり向き合い、たった1年7カ月で-33.4kgを実現したダイエット方法を綴った『52歳、-33kg。「歩く・食べる・やめる」で体が変わる 代謝リセットダイエット』より、記事を一部抜粋してお届けします。

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私が減量初期に糖質制限を取り入れた理由

 ダイエット前の私の食事は、外食やファストフード、レトルト、スナック菓子やスイーツなど、好きなものを好きなだけ食べていました。その結果、生活習慣病を発症した私は、内臓の周りに脂肪がたまる「内臓脂肪型肥満」でした。

 そこで内臓脂肪について調べてみると、内臓脂肪が体にいっぱいついていると、血糖値を下げるインスリンの効き目が悪くなったり、慢性的な炎症を引き起こす悪玉ホルモンのような物質が分泌されたりすることがわかりました。内臓脂肪は生活習慣病と密接な関係にあったのです。

 さらに、内臓脂肪が多い人は肝臓にも脂肪がたまりやすくなるそうで、当時の私はまさに脂肪肝だったと思います。肝臓は代謝の中心的な役割を担う臓器とも言われ、肝臓に脂肪がたまると糖や脂質がエネルギーとして使われにくくなり、体脂肪としてたまりやすくなるということがわかりました。

 とにかく内臓脂肪を減らさなければ……と私が取り組んだのが、食生活の改善でした。カロリー高めで、糖質や脂質も多くなりがちな外食やレトルトなどが中心の食事から、自炊に切り替えたのです。すると約2週間で体重が3.9kg落ちました。少し減量ができてホッとしたのも束の間、夫から「砂糖って、とりすぎは体によくないらしいよ」という話を聞いたのです。もともと甘いものが好きで、自炊でも調味料として砂糖をいっぱい入れて甘辛く炒めたりしていた私にとって、衝撃的な一言でした。

 砂糖について詳しく知りたいと本屋さんで糖質制限の本を2冊買って読んでみました。そこには、「糖質のとりすぎで血糖値が高い状態が続くと血管にダメージを与える」「糖質をとりすぎるとインスリンが多く分泌され、脂肪をためこみやすい状態になる」などと書かれていて、自分に当てはまることばかりだったのです。病院で生活習慣病と告げられ「このままだと糖尿病になりますよ」と言われたことも、頭に浮かびました。

 糖質制限で少しでも早く内臓脂肪を減らすのがいいのかも……。

 そんな思いで、毎日の食生活に糖質制限を取り入れることに決めたのです。

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