この記事の連載
【12月】のっけて、食べる #1
【12月】のっけて、食べる #2
【12月】のっけて、食べる #3
【12月】のっけて、食べる #4
【12月】のっけて、食べる #5
【12月】のっけて、食べる #6
【12月】のっけて、食べる #7
【12月】のっけて、食べる #8
【12月】のっけて、食べる #9
【12月】のっけて、食べる #10
【12月】のっけて、食べる #11
【12月】のっけて、食べる #12
【12月】のっけて、食べる #13
【12月】のっけて、食べる #14
【12月】のっけて、食べる #15
【12月】のっけて、食べる #16
【12月】のっけて、食べる #17
【12月】のっけて、食べる #18
【12月】のっけて、食べる #19
【12月】のっけて、食べる #20
【12月】のっけて、食べる #21
【12月】のっけて、食べる #22
【12月】のっけて、食べる #23
【12月】のっけて、食べる #24
【12月】のっけて、食べる #25
【12月】のっけて、食べる #26
【12月】のっけて、食べる #27
【12月】のっけて、食べる #28
【12月】のっけて、食べる #29
【12月】のっけて、食べる #30
【12月】のっけて、食べる #31

のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。
きょうの当番は、白央さん。
※本記事は、再公開したものです(初出:2022年12月4日)
vol.143 牡蠣の生姜佃煮のっけごはん

白央篤司と書いて「牡蠣が大好き、このまま牡蠣だけを奪い去りたい」と読みます。そのぐらい好き。鍋やフライもいいけど、生姜をきかせて佃煮風にするとごはんとの相性、そりゃあもうバツグン。牡蠣の香りと旨みがギュッと濃縮されて、うまいんだなあ。
■材料(作りやすい分量)
・加熱用牡蠣:100~120g
・生姜:ひとかけ(8g)
・ごはん:適量
A
・醤油、酒、みりん:各大さじ2
・砂糖:大さじ1
■作り方
(1) 牡蠣をボウルなどに入れて、塩小さじ1/2程度(分量外)をふって軽く合わせ、1個ずつ流水で洗う。ひだのところは特に丁寧に洗い流す。
(2) 生姜は皮つきのままサッと洗って細切りにする。
(3) フライパンにAを入れて強火にかけ、沸いたらかきと生姜を入れる。3分から3分半ほど強火で煮詰める。時折全体をまぜて、吹きこぼれないよう気をつける。
(4) 器にごはんを盛り、(3)をのっける。
最後に煮詰めるところ、慣れないと怖いかもですが、強火のまま煮汁が泡立った状態を保ってくださいね。このときは絶対火の前から離れないで。汁がトロッとしたらできあがり。
しらいのりこさんも牛肉ときのこの炒めもののとき、言ってましたね。「強火は強気で!」と。火が弱いと煮汁がトロッと煮詰まらないのですよ。
そして昨日の新潟タレカツ、うまそうだった……。「モモ肉でなく私はヒレ推し」というところ、熱い思いを感じましたね。触れたらやけどしそうなほどに。

Column
のっけて、食べる
のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。
2023.12.04(月)
文・撮影=白央篤司
イラスト=二村大輔