ーー先生のマンガみたいです(笑)。
関西人には魔夜DNAが組み込まれている!?
魔夜 あと大阪では、テレビをつけるといつでもお笑い番組をやってて、文化の違いに驚きましたね。私は落語が好きなんだけど当時、米朝師匠(三代目 桂米朝)がよくテレビに出ていて。やっぱり関西は生活の中に笑いが根付いているし、笑いに対する受容性も高いんですね。
ーー私も関西出身なんですが、関西では『パタリロ!』のアニメがしょっちゅう再放送されていました。
魔夜 そうそう、『パタリロ!』は初回放送から関西のほうが強くて。関東の視聴率が8%だったのに対して関西では20%で、関西のほうが認知度が高いの。
![漫画家・魔夜峰央氏](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/9/6/1280wm/img_96cad9599c858ee12fc1db837c33b8c71009069.jpg)
ーーそういう意味では多くの関西人のDNAには、すでに魔夜DNAが組み込まれている。今回舞台が関西になったのも必然ですね。
魔夜 そうだったらいいんだけどね。『翔んで埼玉』も今回は関西人が当事者になるわけだから。ご愁傷様です。
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好評発売中の『週刊文春エンタ+』には、魔夜峰央先生の知られざる顔が暴かれるアシスタントさんとの対談も! さらに、主演のGACKTさんのインタビュー&グラビアも掲載されています。
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<プロフィール>
まや・みねお
1953年生まれ、新潟県出身。現在は、横浜在住。1973年、「デラックスマーガレット」(集英社)でデビュー。1978年、「花とゆめ」(白泉社)にて代表作『パタリロ! 』の連載を開始。2015年、『このマンガがすごい!comics 翔んで埼玉』が復刊大ヒット。2019年には、映画化を果たす。
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映画『翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~』
埼玉を徹底的にディスった衝撃のストーリーながら、日本中で埼玉ブーム起こした壮大な茶番劇『翔んで埼玉』がスケールアップして帰ってくる! 麻実麗(GACKT)率いる埼玉解放戦線は、さらなる自由と平和を求め、関西へと向かう。そこで発覚した恐るべき大阪の陰謀は、やがて日本全土を巻き込む東西対決へと発展する!
2023年11月23日(木・祝)全国公開/配給:東映/©︎2023 映画「翔んで埼玉」製作委員会
![『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』で、埼玉と共闘するのはなんと滋賀!?](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/b/5/1280wm/img_b5871c84f293506abfa8e996df1218781268712.jpg)
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2023.10.23(月)
文=「週刊文春エンタ!」編集部