作家や俳優などの方々に、読むと感情が湧き上がってくる本をノンジャンルで教えてもらいました。生活に彩りを与えてくれる、ブックガイドです。

 みなさんの思いが詰まった大切な本をご紹介。人生に寄り添い、支えてくれるものばかりです。

もう何も考えられなくなるほど笑っちゃう①

『パタリロ』
魔夜峰央 著

「大学生のときに初めて読みました。初期が最高です」(加納さん)

『女の園の星』
和山やま 著

「『私は光の道を歩まねばならない』という文章を読むと、人生の意味を思い出し、真っ当に生きようと奮い立ちます」(長井さん)

『激烈バカ』
斎藤富士夫 著

「ひねりもなく、本当にバカなだけなので、笑っているうちに頭が空っぽになります。爽快です」(三浦哲哉さん)

『動物のお医者さん』
佐々木倫子 著

「何回読んでも涙が出るほど笑える」(宇垣さん)

『低み ライムスター宇多丸も唸った人生を変える最強の「自己低発」』
TBSラジオ「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」&「アフター6ジャンクション」編

「自己啓発ではなく、自己低発。とにかく『低い』エピソードがてんこもりで笑えます」(犬山さん)

2021.10.27(水)
Text=Nozomi Nagata
Photographs=Kengo Shimizu

CREA 2021年秋号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

明日のためのエンタメリスト

CREA 2021年秋号

明日のためのエンタメリスト

特別定価860円

CREA9月発売号は「エンタメ」特集。家に籠る時間が長くなって、あらためて“エンタメ”の力に気づいた人は多いのではないでしょうか。疲れた時こそ、観て、聴いて、読む。心身どっぷり浸ってもいいし、何も考えず笑うだけでもいい。ドラマ、映画、ラジオ、舞台、本、マンガを中心に、明日への活力となるリストをお届けします。