もう何も考えられなくなるほど笑っちゃう②

『裸一貫! つづ井さん』
つづ井 著

「面白いことを企画&実行するスキルがハンパないつづ井さんたち。爆笑しながらも尊敬の念が湧いてきます」(トミヤマさん)

『魔法陣グルグル』
衛藤ヒロユキ 著

「呼吸困難になるくらい笑えます。大人になって読むと一層面白かったので、人生で二度楽しい。すごいです」(柴田さん)

『世紀末リーダー伝たけし!』
島袋光年 著

「小学校のころに相方と一緒に読んで、好きなシーンの話をしていました。感動するシーンは飛ばしてます」(加納さん)

『クレヨンしんちゃん』
臼井儀人 著

「漫画のほうがむちゃくちゃで面白いので読んでほしいです」(加納さん)

『「グラップラー刃牙」はBLではないかと1日30時間300日考えた乙女の記録ッッ』
金田淳子 著

「タイトルからしてウケます。純粋に笑いと愛しかこの本を書く動機はない感じがすがすがしく、泣くほど笑いました」(三浦哲哉さん)

「心を揺さぶられた本」を教えてくれた方々(50音順)

犬山紙子(いぬやま・かみこ)さん
イラストエッセイスト

1981年生まれ。『すべての夫婦には問題があり、すべての問題には解決策がある』など著書多数。「文學界」で「むらむら読書」を連載中。

宇垣美里(うがき・みさと)さん
フリーアナウンサー

1991年生まれ。TBSラジオ「アフター6ジャンクション」などに出演するほか、執筆活動も行う。週刊文春で「宇垣総裁のマンガ党宣言!」を連載中。

加納(Aマッソ)さん
お笑い芸人

1989年生まれ。幼馴染の村上とお笑いコンビ・Aマッソを結成。テレビ朝日「トゲアリトゲナシトゲトゲ」に出演中。著書に『イルカも泳ぐわい。』(筑摩書房)。

柴田聡子さん
ミュージシャン

1986年生まれ。東京藝術大学大学院修了。詩人としても活動。最新アルバムは「がんばれメロディ!」。「文學界」でコラム「きれぎれのハミング」を連載中。

千早 茜(ちはや・あかね)さん
作家

1979年生まれ。『魚神』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。最新作は『ひきなみ』(KADOKAWA)。食についてのエッセイ『わるい食べもの』(ホーム社)がある。

トミヤマユキコさん
漫画研究者

1979年生まれ。大学では少女マンガ研究の講義を担当。著書に少女マンガの“ブサイク”な登場人物を考察した『少女マンガのブサイク女子考』(左右社)など。

長井 短(ながい・みじか)さん
俳優

演劇活動と平行してモデルとしても活動する「演劇モデル」。著書に、読者の自尊心を研ぎ澄ませるエッセイ『内緒にしといて』(晶文社)がある。

三浦哲哉(みうら・てつや)さん
映画評論家

1976年生まれ。青山学院大学文学部比較芸術学科准教授。専門は映画評論、表象文化論。著書に『LAフード・ダイアリー』(講談社)など。

私が心を揺り動かされた本

2021.10.27(水)
Text=Nozomi Nagata
Photographs=Kengo Shimizu

CREA 2021年秋号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

明日のためのエンタメリスト

CREA 2021年秋号

明日のためのエンタメリスト

特別定価860円

CREA9月発売号は「エンタメ」特集。家に籠る時間が長くなって、あらためて“エンタメ”の力に気づいた人は多いのではないでしょうか。疲れた時こそ、観て、聴いて、読む。心身どっぷり浸ってもいいし、何も考えず笑うだけでもいい。ドラマ、映画、ラジオ、舞台、本、マンガを中心に、明日への活力となるリストをお届けします。