この記事の連載
炊飯器ひとつでお弁当 #1
炊飯器ひとつでお弁当 #2
炊飯器ひとつでお弁当 #3
![出来立てはもちろん、冷めてもおいしい!](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/d/2/1280wm/img_d2657d9d27aadbf8e1e455280540f5c6135087.jpg)
炊飯器ひとつでお弁当が作れたら、忙しい朝にこんなラクなことはありません。炊飯器に材料を投入してスイッチを押し、出かける準備。炊きあがって蒸らす際にもうひと作業すれば、おかずの品数も確保できます。今回はフードコーディネイターの中山暢子さんのレシピでご紹介。ぜひプロセス通りにチャレンジしてみてください。
》【炊飯器ひとつでお弁当】蒸して調味料であえるだけ 簡単! ぷりぷりエビチリ弁当
》【炊飯器ひとつでお弁当】かつお節の風味が食欲をそそる! サケ&磯辺ちくわ入りノリ弁
鶏モモ肉に下味を付け、卵をアルミ箔で包んでイン
![鶏肉の脇にクッキングシートを袋状に立ち上がりを付けて置き、アルミ箔で包んだ卵のせる。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/5/0/1280wm/img_5030d2c1b69b1415782f8215ab16895a109355.jpg)
タイ料理でおなじみのカオマンガイ。鶏スープで炊いたご飯に茹でたチキンをのせ、ショウガやニンニクのきいたタレをかけて食べる人気のごはんが、炊飯器ひとつで作れます。味の決め手になるナンプラー(タイの魚醤)のほかは特別な調味料も不要、ショウガやニンニクは市販のチューブタイプでもOK!
炊きあがったら卵を取り出し、サヤインゲンを入れて蒸らし、ご飯、おかずともに冷ましてから弁当箱に詰めましょう。
●材料(作りやすい分量・1~2人分)
・鶏モモ肉……1枚(約250g)
・下味(塩、こしょう各少々、酒大さじ1)
・米……2合
・A(ナンプラー大さじ1、ごま油小さじ1、ニンニクのすりおろし小さじ1/2、ショウガのすりおろし小さじ1/2、鶏ガラスープの素小さじ1)
・B(長ネギのみじん切り大さじ2、ナンプラー小さじ2、ショウガのすりおろし小さじ1/2、砂糖小さじ1、味噌小さじ1、酢小さじ1、ラー油少々)
・卵……1個
・サヤインゲン……5本
・C(黒すりごま小さじ1、醤油小さじ1/2、ごま油小さじ1/3)
・パクチー……適宜
●作り方
(1)鶏モモ肉は皮目に数カ所フォークで穴をあけ、下味の塩、こしょう、酒をまぶして10分ほどおく。
(2)卵はよく洗い、アルミ箔で包む。
(3)米を洗い、炊飯器の内釜に入れ、Aを加えてから2合の目盛まで水を入れる。(1)の皮を上にしてのせ、その脇にクッキングシートを敷いて(2)をのせ、炊飯する(速炊きがおすすめ)。
(4)Bの材料をすべて混ぜ合わせてタレを作る。
(5)炊きあがったらトングなどで卵を取り出し、半分に切ったサヤインゲンを加えて5~6分蒸らす。
(6)卵を冷水に取り、殻をむいて半分に切る。サヤインゲンはCをまぶして調味する。ご飯、おかずともに冷ます。
(7)弁当箱にご飯をよそい、鶏肉を食べやすく切ってのせ、(6)のサヤインゲン、蒸し卵を添えて鶏肉に(4)のタレをかける。好みでパクチーを添える。
![卵を取り出したら、アルミ箔を除いてすぐに水で冷やす。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/d/8/1280wm/img_d87be9ec44beb6b5cdf11c11d98ffb9c111602.jpg)
![続けてサヤインゲンを投入し、蓋をして5~6分蒸らす。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/6/b/1280wm/img_6bcccc7b1575cd9a7aa7afdac1e94485123851.jpg)
![サヤインゲンは味付けをしながら冷ます。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/6/f/1280wm/img_6f9c7f0f6c3d48b7c586a6bb24e3982b83598.jpg)
![よく冷ましてから蓋をする。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/f/0/1280wm/img_f09ed0e5a19225dd014a67c389ad99bc141989.jpg)
卵をアルミ箔で包んでご飯と一緒に炊くと、ゆで卵と同じような“蒸し卵”ができます。野菜もサヤインゲンのほか、スナップエンドウや小房に分けたブロッコリーなどでもOK。パクチーのほか、キュウリや紫タマネギのスライスを添えてもいいですね。
ご飯に旨みがしみわたり、満足感たっぷりのお弁当。ぜひお試しあれ!
![](https://crea.ismcdn.jp/common/images/blank.gif)
2023.10.11(水)
調理・スタイリング=中山暢子
文=CREA編集部
写真=志水 隆