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 炊飯器ひとつでお弁当が作れたら、忙しい朝にこんなラクなことはありません。炊飯器に材料を投入してスイッチを押し、出かける準備。炊きあがって蒸らす際にもうひと作業すれば、おかずの品数も確保できます。今回はフードコーディネイターの中山暢子さんのレシピでご紹介。ぜひプロセス通りにチャレンジしてみてください。

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【炊飯器ひとつでお弁当】かつお節の風味が食欲をそそる! サケ&磯辺ちくわ入りノリ弁


主役のエビほか、サツマイモ、キノコ、ブロッコリーなど具沢山弁当

 中華料理で人気のエビチリは、本格的に作ると手がかかりますが、炊飯器なら蒸して調味料とあえるだけ。味がきまりやすいスイートチリソースもスーパーで入手できるので、手軽においしいメインのおかずが作れます。副菜のキノコ、ブロッコリー、サツマイモはどれも口当たりが違うので、食感のバリエーションも豊かでランチタイムも楽しいものに。スクランブルエッグは蒸らしタイムでできるので、実験気分でチャレンジしてみて。

●材料(作りやすい分量・1~2人分)

むきエビ(大)……4尾
・下処理(片栗粉、塩各適量)
・A(スイートチリソース小さじ2、ケチャップ小さじ1、醤油小さじ1/2、ごま油小さじ1/3)
……2合
ブロッコリー……1/4房
エリンギ(小)……1本
シイタケ……2枚
・B(塩少々、かつお節大さじ1、ごま油小さじ1/2)
サツマイモ(1センチ幅の輪切り)……3枚
……1個
・漬物(あればザーサイ)、昆布の佃煮……各適量

●作り方

(1)むきエビは背ワタを除き、片栗粉と塩でもんで流水で洗い、水気をきっておく。

(2)ブロッコリーは小房に分け、エリンギとシイタケは食べやすく切る。それぞれ(キノコ類は一緒に)アルミ箔で包む。

(3)米を洗って炊飯器の内釜に入れ、2合の目盛まで水を入れる。クッキングシートで全体を覆うように敷き、(1)とサツマイモ、(2)をのせ、炊飯する(速炊きがおすすめ)。

(4)卵を溶き、耐熱容器に入れる。

(5)炊きあがったらトングなどでアルミ箔に包んだブロッコリーとキノコ類を取り出し、(4)の卵を容器ごと入れて10分ほど蒸らす。

(6)エビは水気を拭いてAを混ぜ、キノコ類も水気を拭いてBで調味する。サツマイモの水気も拭く。ご飯、おかずともに冷ます。

(7)弁当箱にご飯をよそい、(6)のエビと(5)の卵をほぐしながら入れ、サツマイモ、キノコ類、ブロッコリーを詰め、上に昆布の佃煮をのせる。すき間にザーサイを添える。

 簡単エビチリは油も控えめでヘルシーな仕上がり。キノコ類は蒸しあがったら水気を拭いて調味すると味も入りやすく、食べる際に水っぽくて薄らぼんやり、ということも避けられます。

 お弁当作りの強力な味方、卵ですが、炊き上がったらすぐに溶き卵を容器ごと入れると、茶わん蒸しのような状態になります。今回は具無しのプレーンを紹介しましたが、好みでカニカマやチーズなどの具を入れてもいいですし、枝豆やオクラなど冷凍のカット野菜を加えても!気軽にアレンジを楽しんでくださいね。

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2023.10.11(水)
調理・スタイリング=中山暢子
文=CREA編集部
写真=志水 隆