1.空のスプレーボトルに、弱アルカリ性の液体洗剤と水を1対1の割合で入れて、よく振る。これでプレウォッシュ液の完成!
※1週間以内に使い切りましょう。デリケート素材に使用する場合は、中性洗剤で作ります
2.汚れが気になるところに、プレウォッシュ液をたっぷりスプレーする。臭いが気になるところ、よく汗をかくところにもスプレーしましょう。
3.洗濯ブラシで、トントン叩く。ブラシでこすると生地が傷むので、叩きましょう。力を入れて叩いて大丈夫です!
4.10分放置。そして、通常のお洗濯へ。
プレウォッシュすることで、汚れを分解し、繊維から浮かせることができるのです。その状態で洗濯をすると……頑固な皮脂汚れもしっかり落とせます。
洗濯物を詰め込みすぎていませんか?
「洗濯前」のポイントに続いて、「洗濯」で気をつけるポイントをお伝えします。
(1)洗濯物を入れすぎない。たっぷりの水で洗う
水自体にも洗浄力があるので、たっぷりの水で洗濯物を泳がせるように洗うことが重要です。縦型洗濯機の場合、こぶしで衣類を軽く押さえて、手首が水の中に入りきるくらいが目安。水の量に対して洗濯物が6割程度が理想です。
そして、ドラム式洗濯機の場合は、洗濯物の量は窓の半分まで。ドラム式洗濯機は縦型と比べると水の量が少ないので、すすぎのときは、新しい水を足しながらすすぐ「注水すすぎ」2回の設定をしてください。
なお、洗濯機の通常の設定は、節水モードになっていることが多いので、皮脂や汚れを落とすためには「水量多め」を心がけましょう。
(2)洗剤を多めに入れると逆効果!
洗剤を多めに入れたからといって、汚れ落ちがよくなるということはありません。かえって、泡立ちがよくなりすぎて、泡が汚れをカバーしてしまうことも。また、洗剤が落ちきらずに、洗濯し終わっても衣類に洗剤が残ったままになるリスクもあります。洗剤残りは、シミや黄ばみの原因になってしまうので、洗剤の裏面に書かれている量をしっかり守りましょう。
2023.08.28(月)
文=洗濯ブラザーズ