日本ではすでに下半期に突入していますが、旧暦が用いられている台湾では、8月16日から2023年の下半期がスタート。まもなく今年の折り返し地点を迎える台湾から、人気占い師・悟明老師による干支別の2023年下半期の運勢が届きました。

 台湾ではメジャーな小鳥占い・鳥卦と東洋の占星術を組み合わせたオリジナル占術で、【仕事運】【恋愛運】【健康運】を占ってもらいました。


午(うま)年・2023下半期の【仕事運】

 運気は回復傾向にあります。特に2023年の前半、苦難や問題、不安や心配事があった人は、徐々に風向きが変わっていく様をより強く実感するでしょう。今しばらくは、これまで同様、成果を上げる努力やスキルアップを続け、高みにある運気の波に乗れるよう精進してください。

 運勢の特徴は、もうひとつ。それは人間関係がモノを言うということ。寅(とら)、未(ひつじ)、戌(いぬ)年の人は、今期のあなたにとってのキーパーソンに。これらの干支の上司や取引先には、いつも以上に誠実に向き合い、期待に応えることが大切です。彼らからの信頼を得ることで、周囲はあなたに一目を置くようにもなるでしょう。

 ただし、自分の利益ばかりを求めたり、調子に乗ったりしないよう注意してください。この時期、気にしておくべきは、子(ねずみ)と丑(うし)年の人。あなたに嫉妬したり、足を引っ張りかねない存在ですが、この干支が困っていたときは、積極的にサポートを申し出てください。敵を味方に変えられる運気にあるので、憎き存在であっても手を貸すのが賢い立ち回り方です。

 良い人脈と、円滑な人間関係が、この時期の運気を支えます。チャンスを掴むためと割り切って、運気を活かせる環境づくりをしていきましょう。

※台湾の占いは旧暦が基本。旧暦と西暦で干支が変わる人もいますが、ここでは西暦での干支でみられるように占っています。

2023.08.13(日)
文=堀 由美子
イラスト=さじきまい