この記事の連載
- まだ見ぬ広島への旅 #1
- まだ見ぬ広島への旅 #2
- まだ見ぬ広島への旅 #3
早速、そば打ちを体験!
では早速、そば打ちを体験してみましょう! 今回教えてくれたのは、講師の山根敏昭さん。1人3,800円で体験できます。
そば打ち初心者にもわかりやすく指導してくれて、道具やエプロンも貸出しできるので、手ぶらで来ても大丈夫(粉がついても大丈夫な服装をおススメします)。
まずは生地作りから。そば粉8に対して小麦粉2の割合の粉をふるいにかけ、水を加えて指先を使い、円を描くようにして粉に水をふくませるように混ぜあわせます。
中々粉がまとまらずに不安になるのですが、根気強く混ぜていると徐々に一つの玉になってきました。
次に、手のひらの下側を使って、生地を折り込みながら十分に練りこみ、つやが出てきたら円錐形にして先のとんがりを押し、平らにします。
手の付け根部分を押し付け、生地を回転させながら丸く広げ、約1センチの厚さの円形にした後、めん棒を生地に押し付け、生地を30度ずつ回しながら、均一の厚さの円形をつくります。
ある程度できたら、めん棒を使って時計の10時から2時の幅に生地を延ばしていき、約3ミリの厚さの円形に。その後は、「四つ出し」という、丸い生地を四角にする工程に入ります。
まずは真ん中に打ち粉をふって、めん棒で生地を巻き取り、めん棒ごと180度回転させ、数回転がして正方形をつくるのですが、この作業が中々難しい!
正方形になってきたら、めん棒を細かく左右交互に動かし、生地を1.2ミリ程度に伸ばしていきます。その後、生地の手前半分をめん棒で巻き取り、手前に引き寄せて上半分をまた伸ばしていきます。半分終わったら残りの半分も同じようにして生地を折りたたんだら、いよいよ最後の「切り」の工程に。
2023.07.22(土)
文=根津香菜子