2023年6月4日(日)12:42に、月は満月となります。
約29.5日かけて天の12星座をゆっくりと巡る月は、射手座に入座しています。
この時期に、どんな風に過ごすのがよいか、西洋占星術研究家の岡本翔子先生がアドバイスしてくれます。
夢や理想を語る
「自分の可能性を広げたい」と望むすべての人に、射手座の満月は不思議な力を与えてくれます。
射手座の満月には、閉じた心を開く力があります。
射手座が関わるテーマに、「宗教」や「哲学」があります。そのため、この日は人生に起こった出来事の「意味」を知りたくなったり、自分は何のために生まれてきたのかと自問自答したくなったりするかもしれません。
まるで司祭が神のご託宣を聞くように、不思議なインスピレーションが降りてくることもありそうです。
射手座の満月は人々を開放的にさせます。人に会い、あなたの夢や理想を語るのにも適した日です。
この満月に対し、獅子座を運行する火星が調和角をつくります。射手座の満月が持つ衝動性を緩和し、よい意味でリーダーシップが取れる日でもあります。
とはいえ、射手座のシンボルは半身半馬のケンタウロス。
理性と本能が引き裂かれる日でもあります。大きな決断を下したり、長期的な企画をスタートさせたりするのには向きません。
物事を拡大・発展させる力がある満月ですが、移ろいやすく持続力には欠けるので、約束事や契約は避けたほうがよいでしょう。
〈『MOONBOOK 2023』(MdN)より〉
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心理占星術研究家・岡本翔子
「満月・新月の日にするべきこと」
2023.06.02(金)
文=岡本翔子
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