この記事の連載
CREA Traveller 2023 vol.1の特集は、「愛しきハワイ New Hawaii Reborn」。
生まれ変わった楽園・ハワイへ――。アロハスピリットに満ちた空気感はそのままに、より色彩豊かに、貴重な生態系を取り戻した島々には、私たちを魅了してきた楽園本来の姿が詰まっています。オアフ島はもちろん、ネイバーアイランドもたっぷりと。新生・ハワイ旅のお供にどうぞ。オーストラリア、タヒチなどさらなる注目の楽園情報と九州の美味旅も掲載。保存版となる充実の1冊です。
CREA Traveller 2023 vol.1
愛しきハワイ New Hawaii Reborn
特別定価1,500円
CREA WEBでは、CREA Traveller 2023 vol.1のコンテンツの一部を大公開します!
楽園ハワイへの旅、その大きな目的といえば、お気に入りホテルでの優雅なリゾートライフ。
今、ホノルルでとびきりの休日を満喫できる“マストステイ”な空間へとご案内しましょう。
優雅なホノルルステイを叶える9軒のホテルを、9回に渡りご紹介。
王家の土地を受け継いだ 麗しのパレスホテル
◆The Royal Hawaiian, a Luxury Collection Resort, Waikiki(ロイヤル ハワイアン ラグジュアリー コレクション リゾート ワイキキ)
![スパニッシュ・ムーア様式の建築が美しいロイヤル ハワイアンの象徴「ヒストリック・ウィング」。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/2/8/1280wm/img_2896c7590932b81974db20feec3ebb4b279053.jpg)
ハワイを愛する人なら、誰もがきっと訪れるたび「ここに帰ってきた……」と思える場所をもっていることだろう。
そして、1927年に開業して以来“太平洋のピンクパレス”の愛称で親しまれてきたロイヤル ハワイアンの壮麗な建物を目にしたとき、多くの旅人がそれを実感するに違いない。
![感激のビューと空間で予約困難な一室“ヒストリック・オーシャン デラックス(ラナイ付き)”。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/6/d/1280wm/img_6d1c7fe2412e1f9c4db9b335d154b25a114248.jpg)
すべてのものが愛おしいこのホテルにチェックインし、ハワイの紋章が刻まれた客室のドアを開けた瞬間、ゲストが感じるのは、本物の安らぎ。
![美しいアーチと、その向こうに見える青い海もロイヤル ハワイアンならではの光景。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/b/4/1280wm/img_b4b7c33bcca22531db22a8503984dda0272022.jpg)
青い海を眺める“ヒストリック・オーシャン”、王朝の高貴な名前を冠したプレステージ・スイートなど、多彩かつ個性的な空間はそれぞれ趣が異なり、中庭を望む“ヒストリック・ガーデン”も、多くの常連を魅了してきた特別な空間である。
![南国ムードを醸す中庭を望むプレステージ・スイートのひとつ“アロハオエスイート”のベッドルーム。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/f/6/1280wm/img_f698a2acd13d18c7e8d6979bd55e6a46141316.jpg)
かつて太平洋を航海する船でしか叶えることができなかったハワイへの旅。
ひたすら大海原だけを眺め続ける長旅から解放された人々にとって、濃密に生い茂る木々を望み、鳥のさえずりに癒やされるガーデンビューの客室こそが、最高に贅沢なおもてなしだったのだ。
![華麗な空間が広がるボールルームのホワイエ。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/9/b/1280wm/img_9be78b400dc4d671cb0e2f3dc543c538331039.jpg)
そんな時代へと思いを馳せるのも、このホテルに滞在する楽しみなのである。
2023.01.14(土)
文=矢野詔次郎
撮影=熊谷 晃
コーディネート=宇都克仁
CREA Traveller 2023 vol.1
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。