この記事の連載

 のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

 きょうの当番は、白央さん。

» きのうのレシピ「チャーシューエッグのっけライス」


vol.155 牡蠣ともずくのにゅうめん

牡蠣ともずくのにゅうめん。
牡蠣ともずくのにゅうめん。

 にゅうめんにもずくが絡んだらきれいだろうな、とフト思い。そこに牡蠣もしのばせたくなりました。そうめんをあったかい汁でいただく、にゅうめん。つるっと食べやすく、いいもんですね。もずくは温麺でも活躍してくれますよ。

■材料(1人分)

・牡蠣:100g
・もずく:50g
・めんつゆ(3倍濃縮):大さじ4と1/2
・そうめん(ゆでておく):1人分
・水:600ml

■作り方

(1) 牡蠣はざるにあげて小さじ1の塩(分量外)をふり、軽く手で和えてから1つずつ流水で洗う。ひだのところは入念に。

(2) 鍋にまず水200ミリリットルを入れて沸かし、牡蠣を加えて3分煮る。

(3) 牡蠣を別にあげておき、鍋に残りの水400ミリリットルとめんつゆを加えて沸かす。そうめんを入れて再度沸くまで煮る。

(4) 器に(3)を入れて、牡蠣、もずくをのっける。

「一番採りもずく」240g×10パック 3,086円/堀内
「一番採りもずく」240g×10パック 3,086円/堀内

 もずくというとカップで小分けになったものがおなじみでしょうが、あれは味つけされているので、生もずくを探してくださいね。ちなみに私はこのパックを愛用しています。

 昨日のしらいさん、「あれ、チャーシューは作らないのか」と思いきやいきなりの自著宣伝という大技に出ましたね……さすがです。

おいしいもののっけ隊(隊員2名)

白央篤司(はくおう あつし)

「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。
https://www.instagram.com/hakuo416/


しらいのりこ

お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
https://linktr.ee/shirainoriko

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Column

のっけて、食べる

のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

2022.12.16(金)
文・撮影=白央篤司
イラスト=二村大輔