水道橋博士が選んだお弁当 BEST3
<おいしそうだったお弁当>
仲田ゆきえさんの【秋の夜長にあなたと食べたい弁当】
秋になり、なぜか人恋しい夜に大切な人とゆっくり本を読みながら食べたいお弁当。本型の小物入れのお弁当箱には、味噌とみりん、砂糖で一晩漬けこんだ鴨肉を、よもぎ麩と焼き、旬のきのこといちじくを添えた。もう一箱は、アボカド、エビ、紅葉麩の生湯葉巻き、サーモンのパテ、満月をイメージした焼きおにぎりを。
<印象的だったお弁当>
宝本龍吾さんの【出オチ弁当】
お麩とのりだけでつくったお弁当。水道橋博士が浅草フランス座で修業していたことから、「お麩」、「フランス」、「お麩ランス」と発想し、蓋にエッフェル塔のイラストが描かれたタッパーに入れた。また、「お麩会」から「音階」ともじり、お譜の上にのりで「オー・シャンゼリゼ」のサビのメロディーを描いた。一応、オリーブオイルを塗りオーブンにかけてあるので全てラスクとして食は可能。完全にノリでつくった「出オチ」弁当。
<お麩会なお弁当>
金塚雄太さんの【スイスの香りをお届けする弁当】
「お麩会」から、オフ会で自己紹介をすると考え、スイスに住んでいたことがあるので、スイスらしいお弁当に。お麩をラスク状にしたもの、生麩を焼いたもの、じゃがいも、トマト、芽キャベツにキャンプ用コンロで溶かしたチーズをかけて食べるラクレット。
【水道橋博士のコメント】
仲田さんのお弁当は、本の形の小物入れをお弁当箱にしたところがとても工夫されていて、中身は「肉肉しくて」とてもおいしそうでした。
宝本さんのお弁当には、僕は漫才師で韻を踏むなど年中考えているので、「お麩会」から「音階」にはやられました。その遊びが印象的で面白かった。
お麩会なお弁当に選んだ金塚さんのお弁当は、チーズをかけるなどひと手間かけていて、その行為が会のトークを盛り上げるので、いいなと思いました。
2013.10.18(金)