この記事の連載

 のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

 きょうの当番は、白央さん。

» きのうのレシピ「レバーパドロンのっけごはん」


vol.37 漬け丼

漬け丼。
漬け丼。

 スーパーの鮮魚コーナー、たまに切り落としパックが並びますねぇ。いろんなお刺身の、半端な部分の詰め合わせ。いろいろ食べられて値段がお得なこともあり、私は見つけるとよく買ってしまいます。そのままでもちろんいいけど、醤油、酒、みりんで“漬け”にするのも、いいもんですよ。

■材料(1人分)

・お刺身の切り落とし:100g
・ごはん:適量
・大葉:お好みで

A
・醤油:大さじ1強
・酒、みりん:各大さじ1/2

■作り方

(1) ボウルなどに刺身を入れて、Aを入れて軽く混ぜ、ラップをして冷蔵庫へ入れる。

(2) 20分ほど漬けたら、うつわにごはんを盛って刺身をのせ、大葉などを添える。

 浅く漬けるなら20分程度から食べられます。半日ぐらいしっかり漬けたのもまたおいしい。塩気あっさりめが好きなら醤油、酒、みりんは1:1:1でもOKです。物足りなければ、食べるときに醤油足してもいいですしね。白ゴマと漬け込んでもおいしい。

 しかし今回のはホタテが入ってて、嬉しかったな。うひひ。

おいしいもののっけ隊(隊員2名)

白央篤司(はくおう あつし)

「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。
https://www.instagram.com/hakuo416/


しらいのりこ

お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
https://linktr.ee/shirainoriko

次の話を読む【新たなおいしさ発見レシピ】 カリカリの目玉焼きのっけごはんに 簡単に作れる“パクチー醤油”を

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Column

のっけて、食べる

のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

2022.08.20(土)
文・撮影= 白央篤司
イラスト=二村大輔