そして、年齢を重ねるうちに頭痛の痛みは消えるけれど、めまいや耳鳴り、体のだるさを強く感じるようになり、更年期かな? と思われるような症状が出てくるようになる。だから、50歳前後の更年期で、実は片頭痛の残り物で困ってる人たちがわりと多く、私の外来にも結構いらっしゃいます。

※続きは発売中の「週刊文春WOMAN vol.14(2022年 夏号)」にて掲載。漢方薬から耳のマッサージまで、頭痛薬や鎮痛剤に頼らず「天気痛を改善する方法」を紹介します。

お話を伺ったのは......天気痛ドクター・医学博士 佐藤純さん
さとうじゅん/1958年福岡県生まれ。東海大学医学部を卒業後、名古屋大学大学院で疼痛医学、環境生理学の研究をスタート。名古屋大学教授を経て、愛知医科大学病院で日本初の「天気痛・気象病外来」を開設。最新刊は『「天気が悪いと調子が悪い」を自分で治す本』(アスコム)。

text:Izumi Karashima
photographs:Hirofumi Kamaya
hair&make-up:Tsukasa Mikami(Watanabe)

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2022.07.15(金)
Text=Izumi Karashima
Photographs=Hirofumi Kamaya
Hair&Make-up=Tsukasa Mikami(Watanabe)