2軒目の「フォーシーズンズ リゾート」には、空からチェックイン!
![もうひとつの「フォーシーズンズ リゾート」へは、空港に寄らずにダイレクトに移動できる。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/f/c/1280wm/img_fcd2d46f326d7a1d8b58208e731a7ecb44992.jpg)
「フォーシーズンズ リゾート モルディブ アット クダフラ」は、ヴェラナ国際空港からスピードボートで約25分。夜に到着しても、その日のうちにボートでリゾート島に移動してチェックインすることができる。今回の旅では、前回ご紹介したバア環礁の「フォーシーズンズ リゾート モルディブ アット ランダーギラーヴァル」から移動した。
![「フォーシーズンズ リゾート」仕様にペイントされた水上飛行機。シートのサイズが大きくて乗り心地がいい。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/8/c/1280wm/img_8c632865cc18ebeeab80f04312977bb0113444.jpg)
個性の違う2軒の「フォーシーズンズ リゾート」の両方を楽しみたい場合、リゾート間の移動は、空港を経由せずに、水上飛行機でダイレクトに移動できる。今回は、特別塗装でラグジュアリーなシートの「フォーシーズンズ リゾート」専用機に乗ることができた。このかわいい塗装の機体、リゾートのショップで模型を買うことができる。入荷してもすぐに売り切れる人気ぶりだという。
![島に着くと、モルディブ伝統の音楽「ボドゥベル」の太鼓で出迎えてくれた。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/2/8/1280wm/img_28960213531131f528a73ee0e702d601276112.jpg)
「フォーシーズンズ リゾート モルディブ アット クダフラ」に着くと、モルディブの民族衣装を着たリゾートスタッフが「ボドゥベル」の演奏で出迎えてくれる。モルディブの伝統的な音楽だ。レセプションでチェックインの手続きをしてすぐに客室へ。同系列のリゾートなので、データを記入し直す必要がないのでスムーズだ。
近くにはサーフポイントがあるのもこのリゾートの特徴のひとつ。リゾート内にはサーフショップがあり、ときおりサーフボードを抱えたゲストが歩いていたりする。
![メインプールは、ビーチのように徐々に深くなっていく造り。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/2/1/1280wm/img_21d2c03adedab2d30806b0c8c5626d95206579.jpg)
![毎日、砂のオブジェを作っているこの方、夜になるとレストランでシタールを演奏するという二刀流!](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/9/2/1280wm/img_92dcee0ba367b652fba85fe6c949364b202109.jpg)
チェックインが終わり、1週間のアクティビティのスケジュールを見てみると、ドルフィンクルーズがあった。さっそく参加することに。船が出るのは夕方の17時頃、イルカが活発に動くのは日差しがやわらぐ夕方なのだ。
それまで少し時間があったので、水着に着替えてSUPヨガへ。ゲストはアメリカ人女性と私の2人。足もとが不安定なので常にバランスを取る必要がある。途中で落下したこともあり、予想以上のエクササイズとなった(笑)。
![SUPヨガ。不安定なボードの上でバランスを取るのが難しい分、体幹も鍛えることができる。日焼けをしたくなければ水着の上にラッシュガードやTシャツを。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/9/a/1280wm/img_9a5bb26e7901c7c54a52bfa3c98df7e7105963.jpg)
さて、いよいよドルフィンクルーズへ。まずはリゾート内の「マリン・ディスカバリー・センター」で海洋生物学者ラウラさんのレクチャーを聴く。モルディブの地形に始まり、イルカの進化の歴史や、モルディブで見られるイルカの種類(体形が細くて小型のスピナードルフィン)など、写真やビデオを交えて教えてくれた。
![「サンセット・ラウンジ」に隣接している「マリン・ディスカバリー・センター」。レクチャーを聴いてからドルフィンクルーズ船へ。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/0/e/1280wm/img_0e86e49320a8a18fca8c926bfbd2dbf6154685.jpg)
それからボートへ。目指すは、リゾート島からほど近い環礁の切れ目。他のリゾートからの船も来ていた。波はやや高いけれど、しばらくするとイルカの群れが。10頭くらいはいるだろうか。船の舳先で泳ぐと、ゲストからは「ドルフィン!」と歓声があがる。
よく見ると、身体に縞模様が残っている50センチメートルほどの、赤ちゃんイルカがいた。大人のイルカたちが周囲にピッタリ寄り添っている。「子どもたちがいるから今日はジャンプをしないのね!」と、海洋生物学者のラウラさんの興奮気味。小さなアイドルに魅了されたクルーズとなった。
![イルカの進化の歴史や、モルディブで見られるイルカの種類など、写真やビデオを交えて教えてくれる。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/e/b/1280wm/img_eb08aff580f137bb6605dc80452a177993357.jpg)
![波があるので、イルカを見ることができないかも、との条件付きでドルフィンクルーズ船へ。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/9/e/1280wm/img_9e9cabe493b71c8527a86ab7cdfdee56164793.jpg)
![写真では分かりづらいが、水中に赤ちゃんイルカがいる。水面は波立っているけれど、たくさんのイルカが船に近づいてきてくれた!](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/7/a/1280wm/img_7a3dcf8a1ce1f2a364bb7b210326f941297373.jpg)
2022.05.08(日)
文・撮影=たかせ藍沙