休眠から目覚めた木や草が花を咲かせ、景色を鮮やかに染め上げる春がやってきました。

 「いつか行きたい! 『日本にしかない風景』再発見」2021年春篇に、新たな景色を追加して、2022年版をお届けします。

 四季があり、自然の移ろいを感じられる日本。各エリアの観光の達人が選ぶ、その地に息づく春色の景色をお楽しみください。

 今回は、香川県観光協会公式サイト「うどん県旅ネット」が選ぶ、春の風景をご紹介します。

日本の隠れ絶景・風物詩リスト


◆栗林公園 春のライトアップ

 栗林公園は、国指定の文化財庭園の中で最大の広さを誇る回遊式大名庭園。春には約320本の桜が開花し、園内が華やかに彩られる。

「四季折々の風物に恵まれ、一歩一景といわれる変化に富んだ美しさを見せる栗林公園。

 今年で19回目となる春のライトアップでは、ソメイヨシノなどの桜が並ぶ北庭を中心にしたコースがライトアップされ、暗闇に浮かび上がる桜の荘厳な景色を楽しむことができます」(香川県観光協会公式サイト「うどん県旅ネット」)

開催期間:令和4年4月1日(金)~4月10日(日)

栗林公園 春のライトアップ (りつりんこうえん はるのライトアップ)

所在地 香川県高松市栗林町1丁目20番16号
https://www.my-kagawa.jp/ritsuringarden

◆紫雲出山の桜

 瀬戸内海に大きく突き出した、荘内半島に位置する紫雲出山。

 「標高352メートルの山頂からは、息をのむほど美しい瀬戸内海の多島美が見渡せます。また春の桜、初夏の紫陽花など、四季折々の花が美しく山を彩ります。

 米国の『ニューヨーク・タイムズ』電子版で『2019年に訪れるべき52か所の旅行先』として、日本で唯一『瀬戸内の島々』が選ばれ、紫雲出山からの瀬戸内海の風景が掲載されるなど、注目を集めています」 (香川県観光協会公式サイト「うどん県旅ネット」)

紫雲出山の桜(しうでやまのさくら)

所在地 香川県三豊市詫間町大浜451-1(荘内半島)
https://www.my-kagawa.jp/point/132/

2022.03.13(日)
文=CREA編集部