ちなみにこのソースも動物性のものを使っていない、特製のグリーンテリマヨソースです。

 そして一口。美味しい!

 ソイパティの美味しさはすでに体験済みですが、バンズやソースまで植物性になっても、味の満足度は全く変わりません。

 むしろ食後感が軽く、毎日でも食べたくなる美味しさ。こんなバーガーがあるなら、出家してお坊さんになっても良い気がしてきました。

 

最後は「スパイシーにくにくにくバーガー」を!

 しかし出家するとなると、やはり最後にしっかりお肉を食べておきたい!

 というわけで、超限定の通常のモスバーガー「じゃない方」を最後に堪能。

 出た! 

 これが究極のモスの「じゃない方」、その名も「スパイシーにくにくにくバーガー」!

 毎月29日にしか食べることのできない超限定メニューです。(ちなみに29日のない2月は9日に食べられるから、肉好きは覚えておこうね!)

 モスライスバーガー焼肉のライス部分を肉のパティに変え、さらに直火焼きチキンとレタスにハラペーニョを加えた、どこからどう食べても肉という、本気の肉・肉・肉バーガーなのです。

 ついに、今日初めての肉をまじまじと見る。

 モスバーガー、よくぞやってくれました! ちなみにお値段も、単品としては最高額の900円。

 ということで……

「そりゃ上げちゃうよねー!」と、ハンバーガーショップでハンバーガーを高らかと上げる筆者。

 何か勝ち誇った顔をしています。お坊さんになる気は、はなから無かったのでしょう。

 お味はもちろんがっつりと旨い!

 通常のハンバーガーだと単品で食べ進めてしまいますが、これはほぼお肉なので、これをツマミにビールやワインを呑みたい感じ。(どんどん仏の道から外れてますが)

 野菜も美味しい、肉も美味しい、モスバーガーの底力を短時間でしっかりと感じました。

 

本格スイーツをお土産に

 ということで最後はお土産も「じゃない方」を。

 モスで買える本格スイーツがこちら。「ひんやりドルチェ なめらかショコラ ハイカカオチョコレート使用」。

 ハイカカオチョコレートを23%使用した冷凍のスイーツ。ちょっと溶けても美味しいので、テイクアウトでお土産にもぴったり。

 アートから始まり、野菜に肉にスイーツに、あれもこれも楽しめるモスバーガーをすっかり満喫しました。

撮影=山元茂樹/文藝春秋

2022.02.11(金)
文=小宮山 雄飛