“天空の茶室”でスペシャルなお点茶体験を
![「開光庵」からの景色。晴れた日には富士山や三浦半島なども見られます。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/0/5/1280wm/img_05273bbd2e453a776fbac19cb2bb6559106372.jpg)
「MARINE & WALK YOKOHAMA」からも見える、横浜みなとみらい21のシンボルとして誕生した、横浜ランドマークタワー。地上70階建て、高さ296mを誇る横浜ランドマークタワーの最上層部を占める横浜ロイヤルパークホテルに“天空の茶室”があるのをご存知ですか?
横浜ロイヤルパークホテル65階にある「開光庵」では、高層階の絶景の開放感の中でお点茶を楽しめます。特別な体験を味わいましょう。
![エレベーターから客室フロアの奥に進むと、石畳の廊下になり、その一角に天空の茶室「開光庵」があります。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/f/2/1280wm/img_f2926484507cd0b4c868d3836efd780b90979.jpg)
![格子戸を開けると、そこは別世界。飛び石の置かれた道の先には、ふすまで仕切られた和室が。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/8/6/1280wm/img_86073478ee9f5b6467071a5fff331d69146126.jpg)
「開光庵」に設けられた茶室は、椅子に腰かけられる立礼席と、広間席、プライベート感が漂う奥の台目席の全部で3タイプ。1組ごとの貸し切り利用となるので、お好みに合わせて茶室を選べます。
「景色が一番のご馳走」と茶道の先生の言葉通り、景色とお茶を存分に楽しめる広い窓のそばの広間席を選んで、お点茶サービスを体験!
![この日の広間席の掛け軸は「開門落葉多」。朝起きて門を開いてみると、そこここに散るたくさんの落ち葉が。雨の音と思ったのは降りかかる落ち葉の音だったのだ、という風情あふれる言葉だそう。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/5/4/1280wm/img_54df5caee13c211485115e4d7513ab6789897.jpg)
茶道初心者でも安心して楽しめるようにと、先生が作法を丁寧に説明してくれるので、緊張もほぐれます。基本的には、自由にお茶を楽しむこと。正しい作法が気になる方には、その時々での指導もしていただけます。
![この日に用意していただいた主菓子は、粒あんをきんとんで包んだ紅葉きんとん。千菓子は紅葉と銀杏でした。四季の移ろいを映し出したおもてなしです。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/7/5/1280wm/img_753312e1d6acc104d0a4c3ea56ea155e246318.jpg)
![抹茶を点てる前にも、お茶碗を温め、水気を拭き、抹茶を入れるなど、一連の流れの美しい所作を楽しめます。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/a/4/1280wm/img_a483a51ff0455f6528e0a8e4dafd6f61133837.jpg)
![華やかなお茶碗でいただく一杯は格別。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/0/5/1280wm/img_056a02a31bcb535fd93b87f73f77c8c8253929.jpg)
![梅や桜、アヤメに紅葉など四季折々の草花を描いた1碗。四季に応じて正面が変わります。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/7/b/1280wm/img_7b7f309653fbcc2fb5231deea75143c273035.jpg)
先生によるお菓子の用意からお点前の披露まで一連の流れを間近で見ると、心も整っていくようです。気軽に先生に質問できるので、お菓子やお茶碗を選んだ理由、掛け軸や床の間に飾られているお花などについてお話を聞いてみてもよいでしょう。
絶景と和の空間で本格的なお点茶サービスを楽しめるお点茶体験の料金は、お点茶・生菓子・干菓子・サービス料・税金すべて込みで、1人2,100円。
気兼ねなくゆっくりとした時間を過ごせるのも魅力的です(相席の可能性もあり)。
横浜ロイヤルパークホテル65F茶室「開光庵」
電話番号 レストラン予約 045-221-1155(10:00~19:00)
営業時間 11:00〜17:00
定休日 火・水曜(祝日を除く)
https://www.yrph.com/m/restaurants/shiki/tea/
2021.12.11(土)
文=大嶋律子