いきいきとした印象のために大切なのが、チーク&ハイライト。CREA BEAUTY AWARD 2021でメイクを手掛けたメイクアップアーティストの水野未和子さんが、ベストコスメ1位のアイテムを使って、ナチュラルかつ効果的な使い方をレクチャー。

» CREA BEAUTY AWARD 2021

» 【ベストコスメを使った最旬メイク①】立体感もモード感も手に入る暖色系アイシャドウは大人の強い味方
» 【ベストコスメを使った最旬メイク②】女らしく、知的で、美しいピンクニュアンスの眉


美しい血色と輝きでハッピー感あふれる顔に

 肌の内側からにじみ出たような血色感と、光の角度によって頬の高い部分に現れる艶めきが主役。この繊細な美しさを生かすため、目元や唇はあくまでもナチュラルに。

【使用アイテムはこちら】

 指先で混ぜた瞬間にジェルの中のマイクロバブルがはじけ、肌の内側から染みだすように自然な血色を再現。80%が水系成分のため、みずみずしくさわやかなつけ心地。

 光を反射するピグメントをジェルで包むことで、肌になじむ繊細な仕上がりを可能に。肌に溶け込みながらもフェミニンなピンク。

【HOW TO】

 頬の笑ったときに盛り上がる部分に、チークを指で小さな円を描くように塗り、フェイスラインに向かって自然にぼかす。

 ハイライトは目尻の下の、頰骨の一番高い部分に沿って、細いブラシで指の第二関節くらいの長さに入れる。

「ハイライトは本当に必要なところにピンポイントで。コットンを2枚に割いたものでスッと下方向になじませると、チークに薄くハイライトが重なってより美しい仕上がりに」

 血色感を出すのに欠かせないチークと、いきいきとしたツヤをもたらすハイライトは、大人のメイクに欠かせない存在。

「チークとハイライトが同じ質感だと混ざってしまって、メリハリがつきにくい。ウォータリーなチークで赤みを出して、パウダーのハイライトでツヤを与えるという組み合わせは、とても使いやすいと思います」と水野さん。

 ジェルのみずみずしいツヤと、パウダーの硬質な輝き。質感の違う光を重ねることで、より奥行きのある仕上がりに。

「つける量も大切。特にハイライトはつけすぎるとギラギラして、いかにもつけましたという感じになります。鏡を正面から見て光っていたらつけすぎ。顔を動かしたときに、肌表面を光が流れるようにツヤッとするのが理想です」

シャネル カスタマーケア

フリーダイヤル 0120-525-519

パルファン・クリスチャン・ディオール

電話番号 03-3239-0618

水野未和子(みずの・みわこ)さん
メイクアップアーティスト

高校卒業後、アメリカのオレゴンで学ぶうちにメイクアップの世界に興味を持ち、イギリスのLondon College of Fashionへ留学。卒業後ロンドンでキャリアをスタートする。帰国後は数多くの雑誌や広告で活躍。著書『ディファインメイクで自分の顔を好きになる』(講談社)も好評。

2021.12.14(火)
文=永田みゆき
撮影=嶌原佑矢(モデル)、釜谷洋史(静物)
メイク=水野未和子
ヘア=Kazuki Fujiwara
スタイリング=青木千加子
モデル=黒田エイミ