ベストコスメ1位のメイクアイテム、どう使うのが正解？ CREA BEAUTY AWARD 2021でメイクを手掛けたメイクアップアーティストの水野未和子さんが、アイブロウ部門1位に輝いたアイテムの使いこなし方をレクチャー。
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“ふんわり”も“きりり”もピンクの眉で叶う
一見大人には難しそうなピンクのアイブロウ。コツさえつかめばきちんと感をキープしながら、抜け感のある優しい眉に。
【使用アイテムはこちら】
ピンクのニュアンスがフェミニンな眉を演出。ノーズシャドウにもなるライトカラーと、ミディアムカラー、ダークカラーの3色セット。
極細のカラーライナーに、まつ毛の間を自然に埋められる3股のドットライナーをプラス。同じブラウンでも、後者がよりなじみやすい色なのも心憎い工夫。
【HOW TO】
パレット右のブラウンで眉山から眉尻をしっかりと描き、目頭から眉山は左と中央の色をふんわりと入れる。
存在感のある眉に合わせて、目にはアイライナーで強さを。
下まぶたはドットライナーでまつ毛の間を埋めるように描き、上まぶたはカラーライナーで目頭と目尻にラインを入れ、目の横幅を強調することで、ナチュラルでいて印象的なまなざしに。
マスクメイク2年目に突入した2021年、眉に色のニュアンスをプラスするメイクがトレンドに。数多くのヒットアイテムが生まれたなかで、1位を獲得したのがピンク系のジルスチュアートのパレットだった。
「ふんわりした眉が演出できる色と質感。でも全体がふんわりしていると、子どもっぽい印象になりがちなので注意が必要です」と水野さんはアドバイスする。
「特に大切なのが、眉山から眉尻にかけて。この部分は顔の側面に沿って奥に向かっていくので、きちんと描くと立体感が強調されて、顔が引き締まって見えます。だから色で遊ぶ場合でも、眉山から眉尻は濃い色で1本1本きちんと描くことが重要。その分眉頭から眉山は明るい色で、ふんわりしたニュアンスを楽しんで」
ジルスチュアート ビューティ
フリーダイヤル 0120-878-652
かならぼ
フリーダイヤル 0120-91-3836
水野未和子(みずの・みわこ)さん
メイクアップアーティスト
高校卒業後、アメリカのオレゴンで学ぶうちにメイクアップの世界に興味を持ち、イギリスのLondon College of Fashionへ留学。卒業後ロンドンでキャリアをスタートする。帰国後は数多くの雑誌や広告で活躍。著書『ディファインメイクで自分の顔を好きになる』(講談社)も好評。
2021.12.14(火)
文＝永田みゆき
写真＝嶌原佑矢(モデル)、釜谷洋史(静物)
メイク＝水野未和子
ヘア＝Kazuki Fujiwara
スタイリング＝青木千加子
モデル＝黒田エイミ
