清潔な住空間を保つために必要不可欠な日々の家事ですが、毎日きっちりこなし続けるのはなかなか難しいもの。そんな家事の負担を“ちょっとしたコツ”で軽減し、快適な生活が実現できるとしたらどうでしょう。
ここでは人気家事代行サービス「ベアーズ」が監修を務めた『ベアーズ式家事事典』(アスコム)の一部を抜粋。かゆい所に手が届くテクニックの数々を紹介します。(全2回の1回目/後編を読む)
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10分で部屋を片付けるコツ
●掃除 応急処置
部屋が散らかっているときに、友達から「今からお邪魔していい?」という連絡。うれしい半面、ドキッとすることも。そんなとき、ちょっとした工夫をするだけで、片づいているように見せることが可能! お客さまが玄関までしか入らないなら、靴をしまってサッとはき掃除をすればOK。家に上がるなら、リビングを手早く片づけ、トイレが汚くないかをチェックして。
●空き箱、袋にとにかく入れる
大きめの紙袋やおしゃれな空き箱、瓶などをとっておき、散らかりがちなものをポイポイ収納。本当に時間がないときはドサッと大袋に入れるだけでOKですが、カテゴリーごとに分けておくと、その後の片づけがラクになります。
●ロゴやラベルの向きをそろえる
キッチンに置いてある雑貨や調味料などのロゴやラベルの位置があっちこっちを向いていると、散らかっている印象を与えます。まっすぐ正面に向きをそろえておくだけで、整頓できている印象に格上げされるはず。
おしゃれな布は万能選手
●大→小になるように積む
雑誌やDMなど、テーブルの上に置きっぱなしになりがちなものをドサッとまとめると、安定感がなく、なだれが起きることも! 下から上に向かって大→小となるように積み重ね、最後にトントンと整えましょう。
●布をかけて応急措置
どうしても片づける時間がないときは、ごちゃごちゃしているものの上にスカーフやおしゃれな柄のふきんなどをかけて目隠し。ものの多さを隠してカバーするだけでスッキリして見えます。ソファや床の汚れが気になるときは大判の布が便利。おしゃれな布は万能選手です。
2021.10.23(土)
文=ベアーズ