家の中をよい香りにしよう

●よい香りの部屋に

 家の中をよい香りにするためには、いったんイヤなにおいをゼロにする必要があります。なんとなく家がにおうと感じるのは、空気の滞留が原因。こもった空気を外に出し、滞留をかき回すためにも換気は必須! そのうえで自分の好きな香りをつけてみましょう。消毒用エタノールとアロマエッセンシャルオイルで簡単にアロマスプレーができるので、部屋ごとに香りを分けるのもおすすめです。

●空気の通り道をつくって正しく換気

 朝起きたら15~30分は部屋に風を通しましょう。その際、窓は2か所以上開けて、風の通り道をつくります。窓がひとつしかない部屋では、窓とドアを開ければOK。

空気を循環させ、こもった空気やイヤなにおいを外に

●窓が開けられない部屋では扇風機を利用

 何らかの事情で窓が開けられない部屋では、扇風機を使って空気の滞留をストップ! ドアを開け、部屋の対角線上の2か所に扇風機を置くと、効率的に換気をすることができます。空気を循環させ、こもった空気やイヤなにおいを外に出しましょう。

●手づくりアロマスプレーで香りをつける

 市販の消毒用エタノール(エタノールの原液を使う場合は、9:1で水で希釈します)200mlにアロマオイル20滴を混ぜたエタノールアロマは、部屋の消臭だけでなく、布団や枕、洗いにくい洋服などにも使え、除菌効果も。添加物が入っていないので、子どものものにも安心です。揮発性があるので、つくり置きはNG。

 

●重曹を常備

 重曹は人体に無害な天然物質で、食品グレードのものは料理にも活用でき、子どもやペットまわりにも安心して使うことができます。弱アルカリ性だから、油汚れや皮脂汚れに効果的で、キッチンやお風呂の掃除に大活躍! まさに魔法の粉のような存在です。粉のまま使っても、重曹水や重曹ペーストにしてもOK。日常生活で役立つ活用法をご紹介します。

2021.10.23(土)
文=ベアーズ