太陽の陽射しが照り付ける夏が終わり、季節は秋。気温が落ち着き、虫も少なくなるこの季節は、アウトドアを楽しむのにぴったりの季節です。
「実は、キャンプとかアウトドアに以前から興味があったんです」と語る俳優の杉野遥亮さんと一緒に、東京からおよそ車で2時間、渓谷が美しい長瀞へキャンプ&外遊びに出かけてきました。
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まずはテントの場所を決めよう
キャンプ経験がない杉野さんにアウトドアのいろはを教えてくれるのは、アウトドアブランド「LOGOS(ロゴス)」の社員でYouTuberでもあるどっちゃんさん。
どっちゃん まず最初にテントを建てる場所を決めましょう。フラットで水はけの良いところを選ぶのがポイントです。
また、木の根元や木陰となっているエリアもおすすめです。枝や葉のおかげで直射日光や雨を防ぐことができるので過ごしやすく、木の根元には水も溜まりにくいので、同時に水はけの問題もクリアできます。
Point.1
テントはフラットで水はけが良い場所に。木の根元や木陰などもおすすめ。
場所を決めたらいよいよ設営です。
杉野 初めての体験なので、テント設営の部品を取り出すだけで楽しいです! どんな道具が入っているんだろう? ってワクワクしますね。
どっちゃん まずは、地面からの湿気をブロックしてくれるグランドシートを敷きましょう。その上にインナーテントと呼ばれる、寝室となるテントの本体部分を広げます。
杉野 インナーテントですね……、これですか?
どっちゃん はい、正解です。ここでもひとつ気を付けることがあります。出入り口は風下側になるように広げてください。
杉野 風向きで決めるんですね。
どっちゃん 開け閉めの多い出入り口は風の影響を受けてしまうので、風のこない風下にセットした方がいいんです。今日は風がそんなに強くないですが、強風の日は特に意識してください。
杉野 風が直接入ってきてしまうんですね、これは言われないと気づかないかも。向きとかあまり意識せず建てても大丈夫かと思っていました。
Point.2
テントの入り口は風下に! 風が強いと危険です。
2021.10.06(水)
文=渡里友子
写真=深野未希
スタイリング=伊藤省吾
ヘアメイク=Emiy