◆丹生酒殿神社の大銀杏
丹生酒殿神社は、高野山の麓のかつらぎ町にあり、高野参詣道の1つ「三谷坂」の起点としても知られる神社。
周辺集落より一段高い位置に神社があるため、境内に立つ大銀杏が黄金色に紅葉する姿を『紀の川』の対岸からも見ることができる。例年の見ごろは、11月初旬から12月上旬頃。
「境内の大銀杏は見ごろを迎えるとライトアップ(11月中旬から12月下旬頃)され、遠方から見ても存在感があります。
また、社殿の裏にある『鎌八幡宮』も必見。無病息災、子宝、受験諸々の祈願成就のために鎌が打ち込まれた、ご神体のイチイガシの大樹はインパクト大です!」(和歌山県観光連盟PR担当)
※2021年ライトアップの実施は未定。
丹生酒殿神社の大銀杏(にうさかどのじんじゃのおおいちょう)
所在地 和歌山県伊都郡かつらぎ町三谷631
https://www.katsuragi-kanko.jp/search/syazi/丹生酒殿神社/
◆福定の大銀杏
国道311号を熊野本宮大社方面へ向かう途中、突如として現れるのが、山の中腹でひときわ存在感を放つ福定の大銀杏。例年の黄葉の見ごろは11月中旬から12月上旬頃。
「宝泉寺の境内にあるこの大銀杏は樹齢約400年とされ、幹回りはなんと5.3メートル! 近くからではカメラに収まりきらない迫力です。
境内が黄金色に染まる散り際がおすすめですよ」(和歌山県観光連盟PR担当)
福定の大銀杏(ふくさだのおおいちょう)
所在地 和歌山県田辺市中辺路町福定宝泉寺
https://www.kumano-kodo.jp/spot/spot-729/
2021.10.11(月)
文=佐藤由樹