今度はクリントン元大統領のサイン会の告知を発見!

クリントン元大統領のサイン会に並ぶ人々。ここに見えているのは、行列の全体の4分の1ぐらいです。この行列の先に5番街があり、Barnes&Nobleの入口は5番街に面しています。5番街の行列は2重になっていて、1階の店内もぐるっと並び、2階へあがり、またぐるっと並びました

 約半年後、今度はクリントン元大統領のサイン会の告知を発見! が、こんな日に限って休校日……。息子二人連れて行くのはしんどいけれど、これを逃したら、元大統領をこの目で見られるチャンスはないだろうと出掛けると、子連れの人もちらほら。

 前夜、「クリントンのサイン会へ行って来る」と夫に伝えたら、「聞かなかったことにする」と呆れられましたが、グウィネスなんて比ではないほどの、長蛇の列。あまりの行列に、道行く人が何人も「何で並んでいるの?」と聞いてきました。「クリントン」という答えに、列に加わる人もいれば、「ゲッ」って顔をして、立ち去る人もいて、反応が両極端なところに、NYを感じてしまいました。

 並んでいる私たちに「途中で帰られるかもしれないので、サインをしてもらえる保証はありません」というアナウンスが……。警備も厳重で、1階で荷物を全て預け、写真も一切NG。飽き飽きしていた長男をどうにかなだめて、約2時間後、順番が回ってきました。元大統領は、じっと目をみつめつつ、優しく握手をしてくれました。「君のお子さん?」と聞きながら、息子達の顔を交互に見つめて、グウィネスと同じように「So beautiful」と。長男とも握手をして、頭もなでなで。次男の頭もなでてくれ、他の人の倍以上の時間を割いてくれたんです。どこまでも続く行列に後悔した時もありましたが、子連れで頑張った甲斐がありました。長男は、元大統領が目の前にいるということに頭がついていかないようで、「あの人、Presidentだったの?」と不思議そうにしていました。

右がグウィネス・パルトローレシピ本『my father's daughter』、左がビル・クリントン著『Back to Work』。元大統領の方は、未読です。グウィネスのレシピ本は試してみたくなるメニューが多く、お気に入りの1冊になりました

 この時の混雑に懲りたのと、次男が歩き出すようになったのもあり、その後はサイン会へ行っていません。でも、成長した次男に、二人から頭をなでて貰ったことを伝える日が楽しみです。

Column

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2013.06.20(木)