お土産用の木箱もインドネシア産の木にこだわり

左:ショコラティエの加藤泰さん
右:左より、カカオ・クッキー 1袋350円、オビック(カシューナッツ、アーモンド) 各151円、シナモン・サブレ 1袋315円

「スラウェシ島で穫れたカシューナッツやシナモンを使ったサブレ、カカオ・クッキーなどとお好みのトリュフを盛り合わせた一皿とセットでどうぞ」と、カカオ職人でありショコラティエの加藤泰さん。「スラウェシ島スペシャル」と名付けられたそのプレートとドリンクで、ダリケーのカカオのおいしさを堪能できます。気に入ったトリュフや焼き菓子はテイクアウトもOK。トリュフを入れた木箱に使われているのもインドネシアの木と、こだわりたっぷり。お菓子だけでなく、カカオの香り豊かなカカオ・ティーや「カカオから手作りチョコレート・キット」(2100円)なども販売されていて、身近な食べ物・チョコレートから見た流通や生産、農業のことを、広く地球規模で考えるきっかけにもなるでしょう。

他では食べたことがない味わいの手作りトリュフ。インドネシア産の木箱入トリュフ。1575円(写真は、ラトゥ、キスミス、ラジャ、カチャン)

 カカオ豆を自家焙煎する、日本唯一で世界的にも珍しいチョコレート専門店。まずは、ドリンクとトリュフで、そのフレッシュな味わいを体験してみてください。大人のおやつとしてのチョコレートを再認識できます。

ダリケー ルマ・カカオ店 (Dari K)
住所 京都府京都市中京区壬生森町58-11
電話番号 075-803-6456
URL www.dari-k.com

宗田洋子(そおだ よおこ)
ライター。神戸生まれの神戸育ち。神戸を離れたことがない神戸っ子。ライター歴30年以上で、関西の雑誌の取材だけでなく全国誌でも関西取材を手がけ、老舗から新店まで回ったお店は数知れず。移り変わる街を見続けてきた。食いしん坊で飲んべえ。

Column

そおだよおこの関西おいしい、おやつ紀行

生まれも育ちも神戸の生粋の神戸っ子で、長年の関西での取材経験からおいしいお店を知り尽くしている、ライターのそおだよおこさんが、関西の「今、食べてほしい!」というおやつを紹介します。

2013.06.09(日)