「とにかく最高に面白かったし、海外のスーパースターが来日したら必ず来る番組。マイケル・ジャクソンが来たのはほんとに凄かった。レディー・ガガも何度も来てくれた」(40・女性)

「ビストロSMAPではメンバーの料理の腕が見られたりしてよかったけど、メンバーのコントが一番好きでした! 木村拓哉演じるペットのPちゃんは印象的です。キャラが濃いコントが多くて楽しめました」(36・女性)

「やっぱり面白かった。アイドルがバラエティをやった走りだし、とにかくそれぞれのメンバーに個性があったから成り立っていた。解散で番組が終わるなんて思ってもみなかった」(57・女性)

 

4位「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」(日本テレビ系・1985~1996)

 日曜夜8時の定番だったビートたけしの冠番組が4位にランクイン。松方弘樹、高田純次、兵藤ゆきらが部長や社員の肩書きでレギュラー出演。演出を務めたテリー伊藤の代表作です。

 早朝バズーカをはじめとした「早朝シリーズ」など激しい企画だけでなく、高校生がダンスで競う「ダンス甲子園」などの企画も好評で、ドキュメンタリーバラエティの元祖とも呼ばれます。また番組の企画で素人時代の岡田准一や安室奈美恵、山本太郎などが出演していました。「元気が出るハウス」で販売されたグッズまで大人気でした。

「あの時代ならではのムチャし放題なところがよかった」(43・女性)

「当時中学生でしたが、毎週楽しみにしていました。リアルタイムで見て翌日学校で話題にして盛り上がり、さらに録画していたものを週末に友達と見ていました。あの時代は何でもありで、本当にいい意味でめちゃくちゃで面白かった」(40・女性)

「個性的な出演者と個性的な素人が、腹筋がおかしくなるほどの爆笑空間を作ったかと思えば、ほろ苦いシリアスなドラマを展開したりする。『早朝〇〇』『100人隊』『ヘビメタ〇〇』『ウィッキーさんのワンポイント英会話』に乱入するなどの企画は今見ても腹がよじれる。後に有名になった素人が多数いるのも興味深い」(46・女性)

2021.05.24(月)
文=「文春オンライン」特集班