「バンドとしては、本来正統派なのに曲間のバレ話を、コメディーに昇華させた功績は大きいと思います。のちのドリフ、最近亡くなった志村けんさんなどの教科書的存在になったと思います」(66・男性)

「『お呼びでない。こりゃまた失礼しました』と言ってこけるのを観て笑ってました」(63・女性)

「白黒テレビ時代の日曜日夕方の定番番組。歌やコントがすごく楽しかった」(68・男性)

 

5位「SMAP×SMAP」(フジテレビ系・1996~2016)

 人気絶頂だったSMAPのバラエティでの活躍を象徴する番組が、多くの女性票を獲得して、見事「ベスト5」入りしました。看板コーナーは彼らの料理が振舞われる「BISTRO SMAP」。有名タレントだけでなく、小泉純一郎ら政治家から海外の要人まで出演する注目のコーナーでした。

 後半は歌とコントが放送され、パロディコントでは、マイケル・ジャクソンなどパロディ元の本人が登場し、ドッキリを仕掛ける企画も評判でした。SMAPは2016年に惜しまれつつ解散。同時に番組も終了しました。

「本当に面白かったので月曜日が楽しみだった! SMAPが体を張ってコントや料理をするのが素晴らしかった。本物の国民的アイドルと思う」(57・女性)

「オールマイティバラエティ番組でした。東日本大震災後は番組で募金のお願いを呼びかけ、ただ単に楽しいだけではない史上最高のエンタメ番組」(64・女性)

「最高のエンタメでした。SMAPは唯一無二の存在。SMAP×SMAPが終わってからバラエティを見なくなりました」(59・女性)

「とにかくSMAPがカッコ良かった。ビストロも色々なコーナーも最後の歌も良かった。特に木村拓哉のコントは素晴らしかった」(71・女性)

「SMAPが大好きだったし、アイドルなのに、お笑いも出来て、料理も出来て。いつか有名になって、草彅君の料理を食べたい!って思ってました。また見たい」(47・女性)

2021.05.24(月)
文=「文春オンライン」特集班