「お笑いが変わるきっかけになった番組だと思う」(50・女性)

「天才松本人志の神髄を見られた」(25・男性)

「小学校3年の息子がYouTubeでダウンタウンのごっつええ感じの中のコント『みかん戦争』を見て爆笑しているのを見たとき、これが1位と感じました。一番バラエティ番組が面白かった時代の、一番面白い番組」(44・男性)

「動画サイトやDVDで見ましたが、今だとできないような攻めたコントばかりでめちゃくちゃ面白かったです」(22・男性)

「哀愁のあるコントをたくさんやっていたので。とかげのおじさんとか好きだった」(60・女性)

「ひょうきん族を超えコントバラエティの頂点だと個人的に思う」(49・男性)

「日曜日の夜がとにかく楽しみで仕方なかった。コントもそうだし、企画もの(コーナー)もそうだし」(44・男性)

 

6位「シャボン玉ホリデー」(日本テレビ系・1961~1972、1976~1977)

 テレビ草創期の代表的番組が6位です。ザ・ピーナッツとハナ肇とクレイジーキャッツが、ゲストを交えて、コントや歌、トークなどを展開します。「ガチョーン」「ハイそれまでよ」など多くのギャグも生まれ、中でも植木等の「お呼びでない?」は、今でも耳にすることがある有名なギャグフレーズです。現存する映像が10本あまりとされているのは寂しい限りです。

「コントあり、歌あり、時代批判あり、正に当時としては最高の、知性のある『バラエティ』でした」(74・男性)

「歌番組の楽しさに目覚めさせてもらった」(69・女性)

「昭和17年生まれの老生の青春時代を彩ってくれたザ・ピーナッツ! 当時テレビをかけると必ず登場し歌っていた2人の歌声が未だに忘れられない」(78・男性)

「『夢であいましょう』と同じ時期の民放でしたが、コミックバンドとしてのクレイジーキャッツもオシャレでした」(70・男性)

「ザ・ピーナッツの歌、それとやはりクレイジーキャッツの音楽コント、あれは最高でした。今の日本、楽器の演奏だけで笑いをとる人なんて誰もいないでしょう。ああいう番組がまたあれば、またテレビを買って見るんだけど」(61・男性)

2021.05.24(月)
文=「文春オンライン」特集班