【2021年5月】悟明老師が占う「開運行動」

 心の平安を保つには、やはり寺社にお参りするのがいちばんかと思います。

 ただ、実際に出向くのが難しいご時世でもあるので、寺社のサイトを通してお祈りするという方法もおすすめです。

 台湾の廟でもいいでしょう。最近は、日本語ページも開設されているので、祀られている神様やご利益についての情報が日本語で得られます。オンライン参拝の際も、住所、名前、生年月日を心の中で唱えたあと、お祈りしてください。

 また、季節の花を飾るのも開運に。

 この時期なら、“百花の王”と呼ばれる牡丹を生けてください。

 華やかな花を愛でることで、ふさぎ込みがちな気分が晴れることでしょう。

 お守りを求めるなら、頭が龍、体が亀の形をした伝説上の神獣「龍亀」を。

 龍は皇帝、亀は万寿を意味し、招財と長寿が叶うほか、邪悪なものを遮って幸運をもたらすパワーがあるとされています。

 甲羅の上に小さな亀が乗っているもの、たくさんの硬貨の上に鎮座しているものなど、さまざまな趣の置物があるので、お気に入りの意匠を探し、オフィスやリビングに飾ってください。

悟明老師(ウーミン ラオシー)

「易屋軒命理」算命師。祖父の代から続く占術家で、一子相伝の奥義を受け継ぐ。占い歴は25年。本サイトでは東洋の占星術「十二太歳宮理論」に基づく干支の運勢を「鳥卦」によって詳細に解説。
台北市饒河街夜市内(饒河街220號の前)での鳥占いは、連日、長蛇の列ができる人気ぶり。生まれ年と質問を伝えると、神鳥が中国タロットのカードをついばみ、先生が解読。探し物が見つかるとのクチコミ多数。
※鑑定は17時30分~23時まで。鳥卦(約10分)は、一問につき300元。通訳を希望すれば、専属の通訳者がネット電話ごしに説明してくれる。鳥卦以外にも紫微斗数、四柱推命などのパーソナルな占いの依頼も可能。電話番号:0930-763-546(中国語対応)

Column

台湾発! 悟明老師が世界を占う

台湾の饒河街夜市での鳥卦(神鳥占い)が“当たる!”と評判の悟明老師。実はあらゆる占術に精通していて、台湾ではメジャーな紫微斗数での鑑定も行っています。そこで、日本の読者のために、毎月の世相を紫微斗数で読み解いてもらうことに。ここでは大局をみる際に使われる「天下第一盤」で占います。

2021.04.30(金)
文=堀 由美子