おじいちゃん、おばあちゃんの時代から今に続く歴史あるお菓子。現代生まれなのになぜか懐かしいパッケージのスイーツ。各都道府県のアイコンとなるような愛されお菓子が一堂に!


#21 岐阜県

◆田中屋せんべい総本家「玉穂堂」

老舗の技と精神が生み出す新しいおせんべい

 大垣市の銘菓「みそ入 大垣せんべい」を、150年以上に渡り作り続ける田中屋せんべい総本家。

 数年前に生み出した新シリーズが今回紹介する「玉穂堂」で、商品名は同店が創業当時に使っていた屋号。

 今の暮らしに馴染むおせんべいを目指しつつ、原点や伝統を忘れない思いがそこには込められている。

 パッケージは、明治から昭和中期まで使用していたラベルをリザインしたもの。

  モダンな雰囲気の中にどこか洗練さもあり洒落ていて、紙袋タイプで気軽に手に取りやすい。

2021.04.30(金)
文=Five Star Corporation
写真=釜谷洋史