ケガをした長瀬は「大したことないよ」という素振りで…

「2月20日に八王子のさんたま道場のロケ地で撮影をした際に、長瀬さんが左ひざを痛めてしまったんです。ヒロイン役の戸田恵梨香さんへのプロポーズシーンの撮影中で、試合中に相手めがけて飛ぶ技の着地をするときに、捻ったのか打ち所が悪かったのか…」(同前)

ヒロイン役の戸田恵梨香 ©️getty
ヒロイン役の戸田恵梨香 ©️getty

 その日は17時半頃から21時頃までが八王子での撮影で、ケガが起きたのはそのうちの後半だったそうだ。

「一瞬、長瀬さんの動きが止まって、演出のスタッフが『あれ? もしかしてなんか(ケガを)やっちゃった?』みたいなことを言っていました。長瀬さんは『いや、大丈夫です!』みたいに答えて、その場はいったん終わった。特に何かザワついたり、スタッフが慌てるということは無くて、次のカットの撮影に進みました。その時点では、ケガをしているとは思っていなかったんですけど…」(同前)

©️文藝春秋
©️文藝春秋

 しばらくして、普段は長瀬の衣装を担当しているスタッフが本人の左ひざあたりをアイシングしはじめたという。

「そのときに初めて『ケガしたのかな?』ということに気がつきました。長瀬さん自身は『そんなに大したことないよ』みたいな素振りをしていましたけど、アイシングは受けていましたし、どこか痛めたというのはわかりました。最初のうちはリングに直接座ってアイシングを受けていましたけど、そこから立ち上がる動作が少し痛むようで、リングの上に待機用の椅子が用意されて座っていましたね。それまでの撮影では長瀬さんは本番に入る前は立って待機していたんですが、その後は椅子に座っての待機に変わりました」(同前)

痛みに耐え、1カ月後も足を引きずっていた長瀬

 ちなみにドラマの中では長瀬演じるプロレスラーの観山寿一が右足のアキレス腱を断裂して車椅子に乗るシーンもあったが、それはもともと台本にあった話で、今回のケガとは関係ないという。痛めている足も逆足だそうだ。

 そしてこれ以降、長瀬は演技をしているときこそ気丈に振舞っていたが、カットがかかると足の痛みからか辛そうな表情を見せていたとのこと。

2021.04.02(金)
文=「文春オンライン」編集部