海外旅行が難しい今は、日本の魅力を深掘りする、またとないチャンスです。そこで47都道府県の「日本にしかない風景」をリサーチ。
そこには、まだまだ知らない日本の姿がありました。
今回は、CREA編集部員が選ぶ、神奈川県の春の風景4選を紹介します。この先の旅の候補地に加えてみませんか?
◆高麗山の春
神奈川県の平塚市と大磯町に跨る、広葉樹の自然林が残る標高168メートルの山。
こんもりと丸く優美な形をした山で、「東海道五十三次」にも描かれている。
春になると、麓を流れる花水川沿いに桜が咲き、桜並木と美しいシルエットの山がおりなす、日本むかし話の中に出てきそうな日本の原風景に出会うことができる。
高麗山の春(こまやまのはる)
所在地 神奈川県中郡大磯町高麗
◆宮城野 早川沿いの堤の桜
早川沿いの堤約600メートルにわたり、約120本のソメイヨシノの桜並木が続く、人気のお花見スポット。
「桜まつりライトアップ」開催時は、幻想的な雰囲気の中、妖艶な姿の夜桜を堪能しながら川沿いを散策できる。
例年の見ごろは、4月上旬~中旬。
宮城野 早川沿いの堤の桜(みやぎのはやかわぞいのつつみのさくら)
所在地 神奈川県足柄下郡箱根町宮城野262-11
https://miyaginokiga.com/event01.html
2021.04.03(土)
文=CREA編集部