ギリギリの窮地に追い込まれる、未知なる世界をどう生きていくか。
Netflixオリジナルシリーズ「今際の国のアリス」で山﨑賢人さんが見せる強靱さと、その裏にある繊細な素顔とは――。
CREA WEBでは、CREA2021年1月号に掲載中のインタビューの一部を大公開します!
世界中の人に“こんなもの作ったんだぜ”って言える自信はあります

「映画『キングダム』でご一緒させていただいた佐藤信介監督が、日本発のNetflixオリジナルシリーズとしてはこれまでにない、映画のような破格のスケールで全8話のドラマを撮られると聞いて。
またいつか、信介さんと一緒に世界に向けて勝負したいと思っていたので、お話をいただいた時は本当に嬉しかったです」
山﨑賢人さんがこう語るのは、Netflixオリジナルシリーズ「今際の国のアリス」のこと。通常のテレビドラマや映画と違い、世界190カ国に同時配信される作品に主演することは、喜びや期待も大きかったという。

「どうせ勝負するなら、どんどん大きいところに出ていきたいという思いがあったので、世界に広がる選択肢があるなら、乗らない手はない。演じることはテレビドラマや映画と変わらないですけど、よりたくさんの人に観てもらえるという喜びはありました。
僕も海外ドラマをよく見るので、この作品も同じように世界に広がっていくのかなって頭の中で考えると、ワクワクしたりもして。
実際に完成した作品を見てみたら、想像以上にすばらしい仕上がりで、日本のチームの技術や創作レベルの高さを感じましたし、世界中の人に“こんなもの作ったんだぜ”って言える自信はあります」
2020.12.12(土)
文=菅野綾子
撮影=永峰拓也
スタイリスト=伊藤省吾(sitor)
ヘアメイク=永瀬多壱(ヴァニテ)
CREA 2021年1月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。
この記事の掲載号
CREA 2021年1月号
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思いもかけない日々となった2020年。いつもと違う毎日のなかで新しい習慣ともなんとか付き合ったり、戸惑うこともあったと思います。思い通りに会えない日々が続いても、贈りものという形で気持ちを届けたい――。誰もが頑張った一年と、新しい明日に贈る、感謝とご褒美、ときどきエール。いろいろな想いをギフトにして届けます。