いつもの暮らしが一変し、ビューティのトレンドも大きく変化したこの1年。新しい年をもっと自分らしく、心地よく迎えるために、いつものメイクもアップデートを。「ベストコスメ2020」で注目を集めたアイテムを使った、最旬ムードなルックをお届けします。
CREA BEAUTY AWARD 2020とは?
毎年数多く登場するコスメの中から、美容のプロフェッショナルが2020年で特に優れていたコスメを本気で選ぶ、ベストコスメ企画。
今回はそのスペシャルコンテンツとして受賞コスメを使ったメイクアップをご紹介します。
“かわいい”だけでない
芳醇な色で魅了する大人のまなざし
コンサバになりがちなピンクのアイメイクをモードに昇華。その鍵となるのは、果物が熟したようなプラムピンクを重ねた濃密な目もと。
あえて強めに装った媚びないまなざしが、どことなく熱を帯びたセンシュアルな表情を引き出してくれる。
唇はマットに仕上げて、モードなエッセンスをひとさじ加えるのが今っぽいバランス。
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HOW TO MAKE UP
プラムとピンクのグラデーションをマットブラウンで引き締めることで、より深みのある濃厚な目元に。さらにテラコッタカラーのマスカラでまつ毛の黒を消すことで、成熟した血色感を効かせた大人のピンクメイクが完成。あえてノーチーク、眉毛は薄めのブラウンで抜け感をだすのがグッドバランス。
(1)アイシャドウパレット左上のカラーをアイホール全体にふんわりと。
(2)右下のマットブラウンを二重幅にのせる。
(3)右上のピンクを①と②の境目をぼかすように重ねてグラデーションに。
(4)左下のプラムを下まぶたの目尻〜目頭に広めにのせる。
(5)マスカラは上下に、まつ毛の根もとからしっかりと塗る。
(6)リップは直塗り。マットなテクスチャーをそのまま生かして。
●教えてくれたのは……
岡田知子さん(ヘア&メイクアップアーティスト)
時代にあったシャレ顔に仕上げ、女性の内面の魅力まで引き出す、おしゃれメイクの天才。NY仕込みのスタイリッシュな感性を“真似してみたい”ところに落とし込む、類稀なるバランス感覚の持ち主。
2020.12.15(火)
photographs:Takahiro Igarashi(SIGNO)
hair & make-up:Tomoko Okada(TRON)
styling:Miku Ogawa
model:Miyu Hayashida(ASIA PROMOTION)