和食とフレンチ。シェフのセンスとアイデアを融合
青山の細い路地に弧を描く外階段が印象的な商業施設GEMS AOYAMA CROSSがオープン。その地下1階に飲食業界注目のレストラン「デンクシフロリ」が誕生しました!
実はこちら、ふたつの有名料理店のコラボによって生まれた店なのですが、どこの店とどこの店なのか、お気づきですか? ヒントは店名に隠されています。
店の名前は「デンクシフロリ」。なにやら暗号のような名称ですが、これを“傳・串・フロリ”に変換してみると、勘の良いかたならピンとくるはず。
そう、日本料理の名店として知られる「傳」と、フレンチの名店「フロリレージュ」が、串をテーマにタッグを組んだ夢のような店なのです。
ちなみに両店ともに「ミシュランガイド東京2020」で2ツ星を獲得。加えて傳は「世界のベストレストラン50」のランキングで、3年連続日本勢トップを誇ります。
長谷川シェフと川手シェフがメニューを開発
実は傳とフロリレージュがあるのは、同じ神宮前2丁目。ご近所の縁もあり、傳の長谷川在佑シェフとフロリレージュの川手寛康シェフは、プライベートでも仲が良く、その関係性ゆえに今回のコラボが実現しました。
提供するのは串料理ですが、焼鳥、串焼き、串揚げのように一括りにはできない、和食とフレンチの魅力を串でつないだ、サプライズ感たっぷりの創作料理です。
アーティスティックなふたりが、次々にひらめくアイデアやイマジネーションを掛け合わせると、どんなメニューが誕生するのでしょうか?
2020.10.16(金)
文・撮影=石川博也