表現力が凄すぎる! 世界観に吸い込まれるデビュー曲
●深田恭子「最後の果実」
当時不思議ちゃんキャラが強かった彼女が、歌い出したらビックリするほど「女優さん」という感じになり、初めて聴いたとき、時が止まった。薬師丸ひろ子の「セーラー服と機関銃」を聴いたときと似た衝撃。
この曲がきっかけで深キョンを好きになり、今に至る。もちろん今期のドラマ「ルパンの娘」も観ます!
●和久井映見「マイ・ロンリイ・グッバイ・クラブ」
和久井映見の低声は、芳醇な香りのコーヒーの如し。
これを聴くと2ndの「天使にスリルを教えてあげて」も聴きたくなり、これまた良曲であれよあれよと次が聴きたくなるので、興味を持ったかたは、最初からベストアルバムを買おう。そっちのほうが絶対早い。
●W-NAO「孤独のRunaway」
飯島直子と網浜直子という2人のダイナマイトバディがタッグを組み、B'zのカバーを歌うという恐ろしいプロジェクト。そしてこれが最高にアツイ!
「いやいや、スタイルと歌の迫力はまた別だからね」と半信半疑で聴いたが、イイ女パワー全開で感動した。
2020.10.10(土)
文=田中 稲