8位 ナイツ「地の会話が漫才になって、スカッとさせられる」

 8位にはナイツがランクイン。9月から平日昼の帯番組「ナイツ ザ・ラジオショー」(ニッポン放送)がスタートしています。男性からの得票率が高く、特に中高年以上の方から熱いコメントが届いています。

 前回8位にランクインした際には「文春オンライン」のインタビューに応じ、「このくらいの順位が一番良い」と打ち明けていましたが、今回もしっかり8位をキープしました。

「嫌味のない、人を傷つけることのない笑い。下ネタも許せる」(60・女)

「言い間違いと言いながらも、実は本質を鋭く突いた批評精神あふれる笑いに酔いしれるばかり」(57・男)

「昔ながらの漫才スタイルで地道にやってきた後のブレイク後も、スタイルを変えずに続けていく姿勢が好き」(56・女)

「漫才のスペシャリスト。新作のネタが一番見たい漫才師」(31・男)

「地の会話がほぼ漫才。けっこうな毒舌が塙のキャラクターと土屋の絶妙なツッコミで中和されて、嫌味なく、ほどよくスカッとさせてくれる」(57・女)

「浅草の星と言うよりは日本演芸界の星」(58・女)

「一発芸や下品な言葉で笑わそうとする低レベルの芸人ではない。日本人が失ってはいけない漫才師」(62・男)

「協会の発展や後輩の育成などにも取り組んでいて信頼が厚い」(40・男)

「常に新しいものを取り入れていて、いつ見ても飽きない」(27・女)

「ボケ、ツッコミ共にさすがです。最近の土屋さんの消しゴムサッカーがまたおもしろい」(63・女)

「古典と言っても良い領域に入ったお笑いが大好き、最高な東京話芸が素晴らしい」(69・男)

7位 千鳥「売れてるのに感覚が庶民に近い」

 今年結成20年になる千鳥が前回同様7位にランクイン。すでにテレビで見ない日はないほどの活躍ぶりですが、MCを務める単発番組「千鳥のクセがスゴいネタGP」(フジテレビ系)が、10月からゴールデンタイムのレギュラー番組として放送されることが発表されました。

 志村けん(享年70)の“最後の愛弟子”大悟(40)は運転免許を持っていないのに師匠の愛車を買い取ったことでも話題を呼びました。

「どんなネタや話題でもツッコミ・コメント一つで面白くしてしまう」(23・女)

「昔は大悟さんの言葉遣いとかがちょっと気になっていましたが、今は大悟さんのボケも面白いです」(50・女)

「大悟は見た目が悪そうなのに実は情が深いところが可愛い。ノブの切り返しも上手いし、お互いに好き合っていることも伝わり見ていて気持ち良い」(38・女)

「2人が個性を尊重し合い何事も面白くする。大悟さんが実はすごく真面目で優しい人物なのがチラチラ垣間見られて惹かれる」(45・女)

「ロケをさせたら千鳥の右に出るコンビはいない」(47・女)

「以前はノブさんだけが好きだったのですが、最近は大悟さんも嫌味が無くなってきたので好き」(61・女)

「ツッコミが独特。売れてるのに感覚が庶民に近くて親近感」(31・女)

「大阪ローカル時代から面白かったが、岡山弁であか抜けないので、ここまで全国的な売れっ子になるとは思わなかった」(56・男)

「『相席食堂』(テレビ朝日系)でのコメント力が2人ともすごい。仲の良さやお互いを信頼している感じが伝わってくる」(40・女)

「大悟のザ・昭和芸人風情感と、ノブの愛され感のバランスが好き」(46・女)

「ポストダウンタウンは千鳥でしょう」(58・女)

「不倫やらなんやらしてるのになぜこうも好感度が高いのか分からないが、やっぱり面白い」(30・女)

「人に対して一歩下がっている。言葉をちゃんと選んでいる」(53・女)

2020.09.24(木)
文=「文春オンライン」特集班