萌え断の美しさは おいしさに繋がるのか?

 ちまたで人気の“萌え断”。

 見た目はフォトジェニックで心惹かれるけれど、そこそこいいお値段だし、果たして本当においしいのか?

 そんな疑問を抱くCREA編集部員Uが、話題の2軒をテイクアウトして食べ比べてみました。


愛知の「ダイワ」が生み出した 魅惑のフルーツサンド

 愛知県岡崎市にあるダイワスーパーは約50年前に八百屋から始まったお店。上質な果物を使ったフルーツサンドが爆発的な人気となり、オープン前から行列ができるほど。

 そんな話題の「ダイワ 中目黒店」がついに東京に上陸。

 そのニュースを目にしたときは、サンドウィッチのダイナミックなビジュアルに圧倒。鮮やかなビタミンカラーが外出自粛の灰色気分を一掃してくれました。

 所用ついでに中目黒で下車し、朝11時半ごろに店に向かうと、すでに20人ほどがずらり。

 「昼前には売り切れることがある」という噂を聞いていたので、ショーケースを店外から確認すると、うん、まだ大丈夫そう。

 最後尾につき、15分くらいで意外と早く順番がきました。

「太陽のタマゴ」に惹かれつつも 今回はスタンダードから

 看板メニューのスタンダードなマンゴーは、1個1,580円とサンドウィッチにしてはお高めですが、迷わずチョイス。

 最上級のマンゴー「太陽のタマゴ」を使ったサンドもおすすめされましたが、お値段は1個 3,000円なり。

 公式インスタグラムによると「宮崎マンゴーにはA、B、Cの3ランクあってAは糖度13度以上。太陽のタマゴは糖度15度。マンゴーは木から落ちたてがおいしいといわれていて、その条件も満たしているんです」とのこと。

 心揺れ動きましたが、今回はスタンダードをセレクトし、次回のお楽しみにということに。

 「宮崎マンゴー」ほか4種類のサンドウィッチを購入。

 だいぶ欲張りましたが、賞味期限は冷蔵保存で翌日の夜までとのことだったので、2日間にかけてじっくり味わえばいいわけでーー。

2020.06.18(木)
文・撮影=CREA編集部