理想の彼氏・AIと恋愛!? 監視社会への警告も

「愛しのホロ」

 ひょんなことから孤独な女性の前に現れたイケメンAI・ホロ(ユン・ヒョンミン)。ともに過ごすうちに恋が芽生えていくラブストーリー。

「最初は軽く観ていたものの、SNSが盛んな情報社会に疑問を持つ必要性を考えさせられる。ホロの放つ優しいセリフにぐっとくる人も多いはず」

常にヒヤヒヤしてしまう いっそのことイッキ見を!

「秘密の森」

 検察内部に蔓延る不正と隠された真実を明らかにしていくサスペンス。

「チョ・スンウ演じる感情を失った検事・シモクの表情があまりにも無表情。

 かたや温和な刑事役ぺ・ドゥナとの掛け合いに少しだけほっこり。正義とは何か、ドラマ鑑賞後、自分自身に問いただしてみたくなるはず」

2020.06.07(日)
Text=Ritsuko Oshima(Giraffe)

CREA 2020年6・7月合併号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

偏愛のすすめ。

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偏愛の対象は人それぞれ。愛するものと出合った人たちの言葉は、どれも純粋な喜びに満ちていて、耳を傾けているだけで幸せな気分にしてくれます。パンダに魔女っ子おもちゃ、脚付きの器にカツカレーの食べ方まで。マイワールドを謳歌する人々の“偏愛”を盛りだくさんでお届けします。気になる作品満載のBOOK in BOOK「愛してやまない映画とドラマ」も必見です。