今、台北では洋菓子が本格化し、舌の肥えた人々を唸らせています。
しかも、台湾ならではのフルーツを使ったり、発酵などの豊かな食文化をアレンジ。食べずに帰るのはもったいない注目の2店をご紹介。
台湾が世界に誇るショコラティエ
◆YU CHOCOLATIER 畬室

シェフショコラティエの鄭 畬軒さんは、フランス・パリの複数の名店で修業を積み、台北で開店。

フランスとは(もちろん日本とも)違う気候や食材を活かした、美しいショコラやケーキが食べられるとあって、遠方から訪れるファンが多い。

「ケーキは香水のよう。食べる直前と途中、余韻まで風味を楽しんで」と鄭シェフ。確かに、食べ終えるのが惜しいほど、一瞬一瞬の味わいが記憶に残る。

イートインでも、テイクアウトでも。
YU CHOCOLATIER 畬室
(ユー ショコラティエ ユーシー)
所在地 台北市大安區仁愛路四段112巷3弄10號
電話番号 02-2701-0792
営業時間 12:00~20:00
定休日 水曜
https://www.yuchocolatier.com/
2020.05.07(木)
Photo=Tamon Matsuzono
Coordination=Mari Katakura
CREA 2020年5月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。