自宅で過ごす時間が増えた今だからこそ、睡眠から美しくなる「美容睡眠」を取り入れてみるチャンス。
そこで、西川・日本睡眠科学研究所認定の有資格者であるスリープマスターがおすすめする「美容睡眠」を促すルーティーン5選をご紹介しよう。
#1 良い睡眠をとるための入眠儀式
刺激は眠りの大敵。眠る前は、激しい運動、食べすぎ、飲みすぎ、そして神経を昂らせる怖い本や映画は禁物だ。
室内を暗くして、スマートフォンやPC画面などを極力見ないように。代わりに音楽を聴いたり、ストレッチやヨガ、瞑想などで身体と脳をクールダウンさせていこう。
夕食は胃腸の働きを考慮して、就寝2~3時間前までに済ませておきたい。
#2 眠る前には 適度なストレッチを取り入れよう
テレワークなどにより日中の活動量が減少したり、長時間同じ姿勢をとることも多いのでは?
日中の活動量が低下すると睡眠の質も浅くなるため、おうちの中でも軽く体を動かすことを意識しよう。
眠る前の簡単ストレッチ
① 左腕に右腕を下からクロスさせ、ゆっくりと体に引きつける。
② そのまま頭の上で両腕を組み、体を横に倒して二の腕と上半身の側面を伸ばす。このとき、腰から下が動かないように注意。
③ 次に、右手を頭の上から顔の左側にあて、右側にゆっくりと倒す。
④ 最後にイスに座った状態で両手を胸の前で組み、ぐーっと前に突き出し、同時に頭も前に倒す。
①〜④を反対側も同様に行う。
●ポイント
深くゆっくりと呼吸しながら、反動をつけずに体を動かすこと。ストレッチを終えたら、緩んだカラダに刺激を与えないようそのままベッドへ。
#3 肌触りの良いパジャマに着替えて 眠るモードへ
美容睡眠のカギは、眠り始めの3時間に深い睡眠をとること。
そのためには身体をストレスフリーの状態に保つことが重要だ。パジャマは締めつけないサイズ感のゆったりしたもので、素材は肌触りの心地よいシルクや綿、ガーゼなどがおすすめ。
パジャマというのは眠るための仕様で作られているもの。ルームウェアやスウェットなどで寝るのは避け、必ず着替えてから眠ろう。
#4 香りで心身をリラックス
嗅覚は睡眠と関りの深い感覚だ。自分好みの香りを選べば、自律神経の切り替えをサポートし、心身をリラックスさせることで上質な睡眠に繋げることができる。
アロマやピローミスト、ルームスプレー、ボディークリームなど、手軽な方法で香りを活用しよう。
おすすめの香り
●就寝前のリラックス:ラベンダー、オレンジスイート、ローズ、カモミール etc.
●起床時のリフレッシュ:レモン、グレープフルーツ、ペパーミント、ユーカリ etc.
美容睡眠ブランド「newmine(ニューミン)」の「newmine アロマミスト」は、女性ホルモンに良い影響を与えるゼラニウムをベースとした7種の香りをブレンドしたルームスプレー。
まくらにシュッと吹きかけるだけでリラックスした眠りへと導いてくれる。
#5 美容を意識した寝具で 睡眠環境を整える
上質な睡眠によるインナーケアに加え、睡眠中の外的刺激による肌や髪のストレスダメージにも目を向けよう。
圧力や摩擦によるダメージが蓄積すると、シミの元となるメラニン色素の過剰生成やターンオーバーの乱れ、新陳代謝不全などに繋がる。そこでおすすめなのが、圧力を軽減するまくら。
肌にかかる圧力を軽減すると血行が妨げられにくくなり、肌を健やかに保つことができる。
肌や髪のタイプは人それぞれ違うので、タイプに合わせた機能を持つピローケースやタオルを選ぶこともおすすめだ。
「肌にやさしいまくら」は、フェイスラインの測定結果からフェイスタイプを分。それぞれのフェイスラインにあわせ、顎にあたる部分に専用の「Lラインパッド」を用いて高さを調整することにより頬への圧力を約50%軽減する。
清潔感にこだわりたいなら、「クリーンタッチピローケース」。防汚・抗菌効果のあるスカルプリリース加工を施してあることにより清潔さを保てる。
また、「モイスチャータッチピローケース」は、なめらかなシルクサテンを使用し肌への摩擦係数を軽減。皮膚細胞の活性化を促す18種類のアミノ酸が豊富に含まれているシルクは肌にやさしい素材だ。
この機会に好みの寝具や香りを集めて「美容睡眠」を促すルーティーン5選を実践し、睡眠を美意識の習慣に変えることで“おうち時間”を充実させてみてはいかが。
newmine (ニューミン)
2020.05.07(木)
文=木間のどか