#169 Finolhu
フィノール
(モルディブ)
![約1.8キロも続くサンドバンクはフィノールのアイコン。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/3/8/-/img_3862458ce3a0b0199144873ebeb4f20a88528.jpg)
バア環礁に位置するフィノールは、“レトロシック”をコンセプトにした、モルディブにかつてなかった雰囲気の1島1リゾート。
60~70年代の音楽シーンをテーマにしたポップなデザインに彩られ、ビーチを歩いていても知らず知らずにステップを踏んでいるような、ウキウキとした気分で過ごせます。
![ビーチバブルは、このホテルを所有・運営する会社、ザ・スモール・モルディブ・アイランド・カンパニーのアイデアによって誕生。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/d/9/-/img_d93baa27e19f6db3238221ed4eab1967128488.jpg)
そのフィノールに、ビーチキャンプのイメージを一新させるテントがお目見え。
「ビーチバブル」ではなんと、シャボン玉のようなクリアな球体の中に泊まります。約1.8キロ続くフィノール自慢の砂州の、人目につかない一角に登場しました。
ビーチバブルに滞在するには、通常のお部屋を確保し、アナザーなプログラムとして追加料金(2名1室1泊600米ドル)で体験できます。
![四柱ベッドの中からはこんな眺め。天体望遠鏡も用意されています。夜は天蓋を下ろすと、周囲の視線をシャットアウト。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/4/d/-/img_4dde1013583c9a7322a5c574ac00d90f113962.jpg)
チェックイン後、サンセットに合わせてビーチバブルへ。
スタッフから最初にドアの開閉について、説明を受けます。テントは空気圧で膨らませているので、ドアの開け方を間違えると、しぼんでしまうとか。
早速、室内に入ってみると、エアコンが効いていて快適! 透明な膜のような壁一枚の向こうに、波打ち際があり、室内にいるのに、屋外にいる気分。
![電気ケトルやエスプレッソマシーン、ルーターやブルートゥース機能付きスピーカーなど、アメニティや備品が充実。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/7/6/-/img_766a1cf8758edb2ffe46e94eb497d6d1144433.jpg)
ベッドルームの裏手にはトイレやシャワーも完備。シャンプーやバスタオル、スリッパ、バスローブも用意されています。
SMEGの電気ケトルや、ブルートゥース機能付きのマーシャル風のスピーカーなど、備品もレトロなデザイン。
エスプレッソマシーンやWi-Fiのルーターもあり、ちょっとしたホテルより充実しているかも⁉
そして、ウッド張りの床に、天体望遠鏡とシャンパンを冷やしたバケツも!
2019.03.16(土)
文・撮影=古関千恵子