#169 Finolhu
フィノール
(モルディブ)

バア環礁に位置するフィノールは、“レトロシック”をコンセプトにした、モルディブにかつてなかった雰囲気の1島1リゾート。
60~70年代の音楽シーンをテーマにしたポップなデザインに彩られ、ビーチを歩いていても知らず知らずにステップを踏んでいるような、ウキウキとした気分で過ごせます。

そのフィノールに、ビーチキャンプのイメージを一新させるテントがお目見え。
「ビーチバブル」ではなんと、シャボン玉のようなクリアな球体の中に泊まります。約1.8キロ続くフィノール自慢の砂州の、人目につかない一角に登場しました。
ビーチバブルに滞在するには、通常のお部屋を確保し、アナザーなプログラムとして追加料金(2名1室1泊600米ドル)で体験できます。

チェックイン後、サンセットに合わせてビーチバブルへ。
スタッフから最初にドアの開閉について、説明を受けます。テントは空気圧で膨らませているので、ドアの開け方を間違えると、しぼんでしまうとか。
早速、室内に入ってみると、エアコンが効いていて快適! 透明な膜のような壁一枚の向こうに、波打ち際があり、室内にいるのに、屋外にいる気分。

ベッドルームの裏手にはトイレやシャワーも完備。シャンプーやバスタオル、スリッパ、バスローブも用意されています。
SMEGの電気ケトルや、ブルートゥース機能付きのマーシャル風のスピーカーなど、備品もレトロなデザイン。
エスプレッソマシーンやWi-Fiのルーターもあり、ちょっとしたホテルより充実しているかも⁉
そして、ウッド張りの床に、天体望遠鏡とシャンパンを冷やしたバケツも!
2019.03.16(土)
文・撮影=古関千恵子