自分のサイズに調整して
木の葉で編むブレスレット
ご自分で編んだ帽子がとてもお似合いのアロマ・ワン先生が教えてくれるのはラウハラ織り。
「ラウ」は葉を、「ハラ」はタコノキ科のシマタコノキを意味する。つまり、タコノキの葉を使った織物のこと。葉の両側にあるトゲを取り除き、水につけてなめしてから干し、細く裂いて使う。古くからハワイで使われてきた素材だ。
教室では既に細く裂いてあるラウハラを使ってブレスレットを作る。とっかかりと横の目は用意されているので、縦に細い葉を織り込んでいくだけ。市松模様になるよう交互にからめていく。
下までいったら折り返して再び上へ。裏側は織り込まないので斜めのシンプルなラインが残る。ある程度進んだら、自分の腕に合わせてサイズを確認することをお忘れなく。
自分のサイズまで織り上げると、先生が輪になるように仕上げてくれる。かわいい市松模様のブレスレットが出来上がった。織り方を変えれば様々な模様となるものの、初めてなので市松模様で充分感動した!(笑)
ラウハラでは様々なものを作ることができる。テーブルにはアロマ先生が作ったバッグや帽子が飾られていた。バッグには太めの葉で作られたバラの花、帽子にはラウハラの飾りだけでなく、貝殻や布の飾りも付けられていて日本でも使えそうなデザインばかり。
ニイハウシェルのピアスとラウハラ織りのブレスレットで、次の夏は日本でもプチハワイな気分で過ごせそうだ。
2018.12.08(土)
文・撮影=たかせ藍沙